厳しい選択をしなくてはいけない | ダーといつまでも・・肺がんの主人と家族の3年間の記録

ダーといつまでも・・肺がんの主人と家族の3年間の記録

2015年1月 ダー(ダーリン)に肺ガンⅣ期の診断が・・
3年の闘病中 普通の生活を望み仕事も頑張りました。
告知後も大好きな南の島にもたくさん行くことが出来ました
(告知後 ハワイ2回 ソウル2回 サムイ島 グアム オーストラリア行ってきました!)

以前ブログに書いたのですが

 

留学中の次女を休暇中に日本に返すか

先月ダーに聞いて

「なんで?12月に帰ってくるのにお金ももったいないし」

と言われ、それほど問題ある状態なのかと思われないように

帰国をなしにしました。

 

その休暇に合わせて日本から長女が合流し

姉妹で私とダーの思い出の場所ケアンズに滞在中。

 

結婚翌年に遊びに行った場所で

(25歳の時で写真見たらめっちゃ若い2人)

グレートバリアリーフのすばらしと

自然の動きを感じられる町並みに

子供が出来たら連れてこようと思っていた場所。

結局家族4人では来られなかったけれど。

 

娘達にはファミリーLINEに旅行に行けないパパに

思い出の場所だから写真をたくさんUPしてねと

お願いしていました。

 

 

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ダーのスタンプがつくと見ているんだなと
一安心。
病室に行くと最近は寝ている姿ばかりなので。
 
娘の写真を見せたり話をするとにこっと微笑む。
娘パワーは絶大です。
 
気胸ですがドレナージで圧をかけて戻ってきました。
クランプしてしぼまなければひとまずOKとなります。
 
CRPは6まで落ちてきました。
 
ドレーンが抜ければ金曜日に一時外出も
可能性が出てきました。
 
毎日ドレーンの消毒に来ているのですが
その時主治医も来て今後の治療の話になりました。
 
退院前にアリムタ・アバスチンを投与するかどうか。
結論は出なくて又相談しましょうということで
話は終わりました。
 
まだ消毒とテープの交換中で寝ているダーの向こう側で
主治医が私に声を出さずに話しかけ手招きしました。
 
そっと病室を出ると廊下に主治医が待っていました。
 
医者「実はCT見ると腫瘍が大きくなってきていて
今後の治療なんだけどどうしようかと思って」
 
顔「今の状況でやるのはしんどいと思います」
 
医者「同じ抗ガン剤をやるか攻めの治療をするか」
 
顔「攻めの治療をしても今の状況ではやらない方が
いいと思うんです」
 
医者「でも本人がなにも治療しないのはしんどいと思うんだよね。
明日相談したいから病室行く前に声かけてくれる」
 
ということで今日の夕方主治医と相談する事になりました。
治療しないときのダーの心境を考えてくれる主治医が
ありがたいです。
 
とても難しく厳しい選択。
食事もとれなくて弱っているダーに
アリムタ+アバスチンもきついと思っているのに
もっときつい攻めの治療は直るのであれば
やりたいけれどそれで大事な時間を使ってしまうのは
違うんじゃないかと。
 
でもこれって私が決めていいの?
 
ダーは1年先の話を普通に話します。
そう思っているダーに厳しい話をして
本人が決めるのがいいのか・・
 
まずは主治医と話をしてみてどうするか
決めようと思います。
 
もう期待が持てる治療はないのかな~
テセントリク 早く承認されてほしいし
他の可能性もあきらめず探しています。
 
 
 
 

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