ヒカリノオト

川邉徹 ポプラ社 2024年5月


 

 


大ファンだったアーティストの担当になったものの、努力が結果に結び付かず苦悩する若手レコード会社社員、上司の期待に応えようとするあまり、知らないうちに心身を壊してしまった40代手前の女性、久しぶりの恋の予感にときめくカメラマン、合唱コンクールで伴奏と曲のアレンジを任された女子高生、海辺の町のリサイクルショップで壊れた物を修理し続ける男性――。時に慰め、時に励まし、彼らの人生の岐路に寄り添っていた一つの音楽が、場所や時間を超えて広がっていく奇跡を、ミュージシャンとしての経験を持つ著者がみずみずしく描いた連作短編小説。




染谷達也の曲に憧れマネジャーになった寺井。

しかし、染谷達也は、「夢のうた」という曲を最後に音楽活動をやめる。

寺井は、これから先どうなりたいか考える。


がんばりすぎて心も体も疲弊してしまった会社員の美智。友達の真理子から心療内科をすすめられ ……


地元のカメラマンをしている 水口は、スタイリストのアシスタントとしてやって来た坂本かなみと知り合う。

水口は町をPRする動画を作ることに……



高校の合唱コンクール。自由曲に、「夢のうた」をアレンジして望む。


地元に帰りリサイクルショップで 働く海。自分の人生がこれでいいのか考える。


 どの章にも染谷達也の曲が関係している。

音楽はいい。

時に寄り添い、癒し、励まし、応援してくれる。

音楽を聴くと 聴いていた頃のことを思い出す。

音楽はいい。


 染谷達也の母もテラもいい人だな。彼を応援している気持ちが暖かかった。



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