シリウスの反証

大門剛明 角川書店 2021年10月



 



 

冤罪被害者の救済活動に取り組む、弁護士や学者などのスペシャリストで構成された団体「チーム・ゼロ」のもとに、無実を訴える一通の手紙が届く。それは平成8年に岐阜県郡上郡で起きた一家四人殺害事件の犯人として、死刑判決を受けた死刑囚・宮原からのものだった。理想に燃える若手弁護士・藤嶋翔太は事件について調べ始め、信頼の置けない科学捜査や心理的なバイアスなど、様々な要素から真相を手繰り寄せるが――。 冤罪における”救済”を問う、迫真の社会派ミステリ!




指紋の一致って、こんな風にしてするというのを知った。

科学捜査でも、心理的なバイアスにより、変わってしまうこともある。

それで、冤罪がおきる。


宮原の冤罪をどうやって晴らすのか、興味を持った。



あの人は、あの時のあの人だったのか。


悪い人だと思ってた人、そんなに悪くなかった。


 裁判所から送られてきた鑑定書、その結果を見るのにドキドキした。


もし、冤罪だと判明しても、真犯人を捜すことはしない。

 だから、犯罪を犯してまでも …


(ネタバレしないように感想を書いたら、わけのわからない文章になってしまった。)


思いがけない展開あり、面白かったです。


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