方舟

夕木春央 講談社 2022年9月





大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。

タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。



山奥の地下室にいるとき、地震が発生。

水が流入し始め、岩で入り口が封鎖されてしまう。

この岩を取り除くには、誰かひとりが取り残されてしまう。



この閉鎖された空間で、誰が犠牲になるのか。

これを決めるためには、暴動が起こりそう。


しかし、殺人事件が起きて、みんなは、殺人犯が犠牲になるべきだと考え、落ち着く。


この設定にゾクゾクしてきた。


でも、タイムリミット1週間(水が流入してるから)というなかで、殺人犯を見つけるにしては、みんなのんびりした感じ。

もっと必至に捜さないのかなあと。


それと、殺人を犯すような人が、他の人を助けるために、自分が 犠牲になる行動をしてくれるのかなあと。

疑問に思った。


けど、もっと、事件が起きて、この先、どうなってしまうのか……




ラスト、思いもよらない展開、この後味の悪さに絶叫。



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