闇祓

辻村深月 KADOKAWA 2021年10月




 

 



「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」 クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。 しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。 唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。 ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。 身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!


転校生、ママ友、会社…

最初は、ささいなことだったのに、

身近で起きるできごとの中に、悪が、じわじわ入ってきて、いつの間にか 身動きができなくなってしまう。


どこにでもありそうなことなので余計に、こわかった。


「祓」この字、なんと読むのかわからなかったけど、「はら(う)」の「はら」→「ハラ」→「ハラスメント」のことなのね。


題名も秀逸。


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