スペシャルズ
~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~
監督 エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ
出演 ヴァンサン・カッセル, レダ・カテブ, エレーヌ・ヴァンサン, ブライアン・ミアロンダマ, マルコ・ロカッテリ
パリで自閉症児をケアする施設を経営するブリュノと、ドロップアウトした若者たちを支える団体を運営するマリク。 コワモテのふたりだが、社会からはじかれた子供たちをまとめて救おうと、日々奔走する。 しかし、どんな問題のある子も断らないため、施設は常に満員。 そんな無許可・赤字経営の施設に政府の監査のメスが入り閉鎖の危機に。さらに追い打ちをかけるような事件が―。
ジョゼフは、電車に乗ると非常ベルを押してしまう。
ヴァランタンは、壁や窓に頭を打ちつける癖があるため頭にヘッドギアをつけている。
自閉症児をケアするのは根気のいることで、愛情がないとできないことだと思う。
親身になって接しているのがわかる。
働いてお金をもらえるようにしようと支援もしている。
パリで自閉症児をケアする施設を経営するブリュノと、ドロップアウトした若者たちを支える団体を運営するマリク。
ふたりはよくやっていたと思う。
この施設に、政府の監査が入る。
無許可、赤字経営が問題だというが、
それなら、この施設にいる子たちを預かってくれる所があるというのか?
本来は行政がすべきことなのだ。
実話をもとに作られた映画だということだが、
いろいろ考えさせられる作品だ。
お気に入り度★★★★