平岡陽明 角川春樹事務所 2020年10月
読書はどんなに孤独な行為に見えたとしても、人や世界とつながることです」神楽坂に盲導犬と住むよう子は、出版社の担当・希子と隔週の木曜日に、打ち合わせを兼ねたランチをするのが楽しみだ。一方、神楽坂で“古書Slope”を切り盛りするバツイチの本間は、五歳になる息子のふうちゃんと、週に一度会えるのが木曜日だ。書物への深い愛、物語への強い信頼、それを分かち合える大切な人。本に込められた“想い”を伝えていく―。
木曜日に打ち合わせをするよう子と古本屋を開いている本間。
それぞれに悩みをかかえていた。
この二人がきっと関わりをもってくるのだろうと思って読んでいたけど、まさか、こんなことだったとは!
とても、ステキな話だった。
題名のぼくもだよ。の言葉が深い意味をもって心に響く。
古書Slopeで行った企画、とてもおもしろい。
こんな企画があったら、楽しいだろうな。
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