狂犬の眼
柚月裕子 KADOKAWA 2018年3月
凶犬の眼
1,760円
Amazon |
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく…。警察VSヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。日本推理作家協会賞『孤狼の血』シリーズ最新刊!
孤狼の血 の続編。
田舎の駐在所勤務になった日岡が、どんな毎日を送っていたのか?
その田舎で出会った指名手配手配中の人物とは?
国光って男気あふれる人物。
ヤクザだけど、筋が通っていて、かっこいいと思ってしまう。
捜査にあたる日岡は、ガミさんらしくなってきたなあとほくそ笑んで読んだ。
後半、なかなかおもしろい盛り上がりだった。
お気に入り度★★★★★