わたしの本の空白は
近藤史恵 角川 2018年5月
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わたしの本の空白は
1,620円
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気づいたら病院のベッドに横たわっていたわたし・三笠南。目は覚めたけれど、自分の名前も年齢も、家族のこともわからない。現実の生活環境にも、夫だという人にも違和感が拭えないまま、毎日が過ぎていく。何のために嘘をつかれているの?過去に絶望がないことだけを祈るなか、胸が痛くなるほどに好きだと思える人と出会う…。何も思い出せないのに、自分の心だけは真実だった。
記憶喪失になったとき、誰の言葉を信じたらいいのか?
不安をかかえたまま、夫だという人とその家族と暮らし始める南。
夢に出てくる人は、誰なのか?実在するのか?
謎に包まれた南の記憶をたどっていくなかで、
意外な事実がわかってくる。
感動するような話でないけど、南の過去を謎解きをしているようで面白
かった。
お気に入り度★★★