ψの悲劇

 

森博嗣 講談社 2018年5月

 

 

 

 

遺書ともとれる手紙を残し、八田洋久博士が失踪した。大学教授だった彼は、引退後も自宅で研究を続けていた。失踪から一年、博士と縁のある者たちが八田家へ集い、島田文子と名乗る女性が、実験室にあったコンピュータから「ψの悲劇」と題された奇妙な小説を発見する。そしてその夜、死が屋敷を訪れた。失われた輪を繋ぐ、Gシリーズ後期三部作、第二幕!

 

このシリーズも、終盤にさしかかった感じ。

あの組織の概要が徐々にわかってくる。

 

χの悲劇 に続き島田洋子が登場したので、親しみを持って読んだ。

彼女の会話が、小気味良い。

 

カーアクションもあり、ハラハラドキドキする場面も・・・・・・

 

推理小説だけど、犯人は誰かで終わらない。

哲学的というか、なんと言えばいいのか

 

 

お気に入り度★★★★