- 城崎へかえる
- 著者:湊かなえ
- 編集:BACH
- 装丁:本庄浩剛
- 発売日:2016年7月1日
- 価格:1,200円(税込)
2016年山本周五郎賞受賞の作家、湊かなえの書きおろし。
城崎へ行くのではなく、城崎へ“帰る”という女性が、ひとり喪失感を抱えて城崎を訪れる。その喪失感を埋めてくれたのは、かつて城崎を訪れた母との思い出と温泉、そして蟹でした。
本物の蟹の殻を思わせる特殊テクスチャー印刷。 殻から身を抜くように箱から取り出し、じっくり味わってみてください。
城崎へ行くのではなく、城崎へ“帰る”という女性が、ひとり喪失感を抱えて城崎を訪れる。その喪失感を埋めてくれたのは、かつて城崎を訪れた母との思い出と温泉、そして蟹でした。
本物の蟹の殻を思わせる特殊テクスチャー印刷。 殻から身を抜くように箱から取り出し、じっくり味わってみてください。
毎日の生活に喪失感を感じている女性が城崎を訪れる。
城崎の出身でもないのに、なぜ「城崎へかえる」なのか?
そこは。10年前まで、毎年、母と来ていた場所だった。
温泉に入り、おいしいものを食べているうち、昔の記憶がよみがえり・・・・・・・
彼女の中に、変化が・・・・・・・
温泉っていいな!
動物温泉って、かわいい!
湊さんにしては、ダークではなく、暖かい話だった。
お気に入り度★★★★