絶叫
葉真中 顕 光文社 2014年10月
鈴木陽子というひとりの女の壮絶な物語。涙、感動、驚き、どんな言葉も足りない。貧困、ジエンダー、無縁社会、ブラック企業…、見えざる棄民を抉る社会派 小説として、保険金殺人のからくり、孤独死の謎…、ラストまで息もつけぬ圧巻のミステリーとして、平凡なひとりの女が、社会の暗部に足を踏み入れ生き抜 く、凄まじい人生ドラマとして、すべての読者を満足させる、究極のエンターテインメント!
主人公である鈴木陽子の死体が発見されるところから物語は始まる。このようなひどい状態で発見されるには、この主人公に何が起き、主人公がどんな人生を送ったのか?
陽子の母は弟を溺愛、その弟が、交通事故で死亡、父は蒸発・・・・・
不運な家庭のもとではあるが、陽子は、高校で初恋、地元短大を卒業、派遣で働くと、ここまではまあ普通かな。
しかし、その後の陽子の人生は、壮絶で、まさに"絶叫”しそうになる。
転落していく様子は、恐ろしかった。
陽子の身にいろんな災難が降り注ぐが、彼女は、今までの出来事を把握し、それを知った上で、行動を起こしている(悪事に利用している)ように思う。それは、ある意味すごいところだ。
保険金詐欺や、生活保護者を集めて金儲けするといった現代の社会の暗部も描かれていて、ミステリーにとどまらず濃い内容だった。
お気に入り度★★★★★
葉真中 顕 光文社 2014年10月
- 絶叫/葉真中 顕
- ¥1,944
- Amazon.co.jp
鈴木陽子というひとりの女の壮絶な物語。涙、感動、驚き、どんな言葉も足りない。貧困、ジエンダー、無縁社会、ブラック企業…、見えざる棄民を抉る社会派 小説として、保険金殺人のからくり、孤独死の謎…、ラストまで息もつけぬ圧巻のミステリーとして、平凡なひとりの女が、社会の暗部に足を踏み入れ生き抜 く、凄まじい人生ドラマとして、すべての読者を満足させる、究極のエンターテインメント!
主人公である鈴木陽子の死体が発見されるところから物語は始まる。このようなひどい状態で発見されるには、この主人公に何が起き、主人公がどんな人生を送ったのか?
陽子の母は弟を溺愛、その弟が、交通事故で死亡、父は蒸発・・・・・
不運な家庭のもとではあるが、陽子は、高校で初恋、地元短大を卒業、派遣で働くと、ここまではまあ普通かな。
しかし、その後の陽子の人生は、壮絶で、まさに"絶叫”しそうになる。
転落していく様子は、恐ろしかった。
陽子の身にいろんな災難が降り注ぐが、彼女は、今までの出来事を把握し、それを知った上で、行動を起こしている(悪事に利用している)ように思う。それは、ある意味すごいところだ。
保険金詐欺や、生活保護者を集めて金儲けするといった現代の社会の暗部も描かれていて、ミステリーにとどまらず濃い内容だった。
お気に入り度★★★★★