少女は自転車にのって


監督 ハイファ・アル=マンスール
出演 ワアド・ムハンマド リーム・アブドゥラ
2012年

少女は自転車にのって [DVD]/アルバトロス
¥4,104
Amazon.co.jp

因習の中に生きる少女の姿を通して未来への希望を描き出したドラマ。お転婆な女の子・ワジダは、自転車を手に入れるために必死にアルバイトをする。そんな時、学校でコーラン暗唱コンテストが行われることになり、彼女は賞金を目当てに立候補する。


イスラム社会での女性の立場がよくわかる。
少女ワジダは、厳しい戒律のもと、外出するには、黒い布で顔や体を隠し、靴も黒。男の人に声を聞かれてもだめ。男の子と遊ぶことも自由がきかない。

そ んな中にあって、ワジダは、自転車がほしくてたまらない。女の子が自転車に乗るなんてことは、ここではもってのほか。でも、自転車を手に入れるために、学 校でお金を手に入れる努力を・・・・。しかし、自転車が買える金額には到底達しない。母親にも自転車をねだるが、あっさり断られたワジダは、学校でコーラン暗唱 コンテストで賞金がもらえると知り、出場することに・・・・・・

果たして、コンテストで優勝できるのか?自転車を手に入れることができるのか?


ワシダの自由奔放なところが次第にわかってくるが、自分の目的のために努力を欠かさないところは、やるなあって思った。

ワジダと自転車の乗り方を教えてくれた少年等の関係がほほえましかった。


そして・・・・・・・・
夫が来るのを待つ妻。夫に気に入られようとしている妻の姿が、いじらしくもあり、かわいそうにも思った。

女性の立場って、この国では地位が低いんだなあと思う。そんな中にあって、厳しい戒律を尊重しつつも、新しいことへ目を向けていく。そん女の子の新たな姿に好感が持てた。
未来への希望が見える映画だ。



お気に入り度★★★★★