マルチ・サーカズム


監督 ブルックス・ブランチ
出演 ティモシー・ハットン ミラ・ソルヴィノ  ストッカード・チャニング  インディラ・エネンガ ダナ・デラニー
2010年


<花>の本と映画の感想-マルチサーカズム


ガブリエルは、優秀な建築家。ステキな妻と可愛い娘がいる。しかし、人生が嫌い。人生に空しさを感じたガブリエルは、芝居を書き始める。自分の今まで歩んでいた道を題材に、脚本を書く・・・・・・・・


妻と子供がいて、仕事もうまくいっているというのに、人生に不満だなんて、なんと贅沢な・・・・・・・

妻と不仲になっていき、その関係を娘が感じ取り、心配している。娘にこんな気持ちにさせるなんて、父親として、なってない。

友達のロッキーに助言を受け、自分の本心に気付いたガブリエルは、一番の親友、キャリーに気持ちを打ち明けるのだが、最低最悪の条件での告白。これじゃ、キャリーがおこるのも当たり前・・・・・

自分のことを芝居に書かれたら、嫌なのではないだろうかと心配したが、当事者たちは、平気。いや、むしろ喜んでいるようだ。

芝居が、成功したからいいようなものの、何かしっくりこない映画だった。

お気に入り度★★