母なる証明

監督 ポン・ジュノ
出演 キム・ヘジャ, ウォンビン, チン・グ, ユン・ジェムン, チョン・ミソン
2009年

母なる証明 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]/キム・ヘジャ,ウォンビン,チン・グ
¥3,990
Amazon.co.jp
漢方薬店で働きながら一人息子のトジュン(ウォンビン)を育て上げた母(キム・ヘジャ)。二人は貧しいながらも、母ひとり子ひとりで懸命に生きてきた。息 子は、内気だが朗らかな純粋な青年であった。ある日、二人が住む静かな街で凄惨な殺人事件が起きる。一人の女子高生が無惨な姿で発見されたのだ。事件の第 一容疑者として、トジュンの身柄が拘束された。彼の無実を証明するものは何もない中、事件の解決を急ぎ警察は形ばかりの捜査を行い、トジュンの逮捕に踏み 切ろうと画策する。一方、弁護人はやる気もなく、有罪判決は避けられないように見えた。無実を信じる母親はついに自ら立ち上がり、息子の疑惑を晴らすた め、たった一人で真犯人を追って走り出す。

母は、少し知恵は遅れているが純粋な息子トジュンが心配で仕方がない。仕事をしていても、ジンテといる路上のトジュンの行動をちらっ、ちらっと覗き見し ている。その姿からも、トジュンを溺愛しているのがわかる。そのトジュンが、殺人容疑でつかまった。警察は、トジュンを犯人と決め込んで、うけあってくれな い。となれば、自分で犯人を探すしかないと母親は立ち上がる。

友達を疑ったり、尾行したり、聞き込みしたり・・・・・そのやり方は、素人でうまくいかないのだが、懸命な母の様子が伺えた。

そしてその先にあった真実とは・・・・・

とてもやりきれない。


トジュンは、殺人があった日のことを思い出そうとして、昔のことも思い出してしまう。その記憶が正しいのなら、母は、トジュンに負い目を持っているのか。トジュンへの愛し方は、異常なほどと感じたが、そこからきているのかもしれない。


母は、自分の子どもを守るべきもの?母は、この先ずっと、胸に秘め生きていかなければならない。最初の母の奇妙な踊りが何なのか気になったが、最後につながった。とても印象に残る踊りだ。

ミステリーとしても人間ドラマとしても見ごたえのある作品だ。

お気に入り度★★★★★