ベルサイユの子
監督 ピエール・ショレール
出演 ギョーム・ドパルデュー, マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ, ジュディット・シュムラ, オーレ・アッティカ, パトリック・デカン
観光客で賑わうパリ郊外の世界遺産、ベルサイユ宮殿。その宮殿を取り囲む森には、多くのホームレスたちが棲んでいた。仮小屋を建てて世間から離れ、ひっそ りと暮らす男ダミアンもそんな一人。ある日、幼い息子エンゾを連れた若い母親ニーナが森で道に迷い、ダミアンに出会う。はみだし者同士で意気投合した二人 は一夜の関係を持つものの、翌朝ニーナはメモ1枚を残し、エンゾを置き去りにして姿を消してしまう。予期せぬ事態に憤るダミアンだったが、寒さと飢えをし のぎながら残されたエンゾと生活を共にするうちに親子のような情愛が芽生え、心を通わせ合うようになるのだが…。
観光で有名なベルサイユ宮殿。その華やかな場所の裏の森にホームレスが住んでいるというのは驚きだ。この国でも、ホームレスや失業者の問題を抱えているようだ。
幼い子供エンゾを持つ一人の女性二ーナ、彼女は、住むところも働く場所もない。雑誌で見つけたところを頼りに仕事を探しに行こうとする二ーナ。途中、森で ひっそりと暮らすダミアンと出会う。子供がいたら、働く時に不利になると思ったのだろうか、二ーナはダミアンにエンゾを託し、自立しようと姿を消す。
二ーナは、働くところが決まり、落ち着いたら、迎えに来ようと思っていたのか。ダミアンに託したことは、正解だったかもしれないが、いつまでも森の中で生活しているとは限らない。二ーナの考えは甘い。身勝手だ。それでも、エンゾを迎えに来ようという気になったことは、まだ、救われる。
刑務所に入った経験のあるダミアン。世の中に背をむけて、森の中でひっそりと住んでいた。そこに、置き去りにされたこどもエンゾ。自由に生きたかったダミアンは、エンゾとどう向き合えばいいのか。どこに行くにも、ダミアンについて離れないエンゾ。ダミアンは、父親のような感情が湧いたのかもしれない。
森でずっと生活していたかっただろうが、エンゾの教育のことを考えて、学校に入れようと、今まで疎遠だった家にも戻ろうとする。エンゾの存在は大きい。
あまり説明がなく、話しが進んでいく。ドキュメンタリータッチの映画。
働く意欲があっても、社会とうまく適合しない人もいる。社会復帰を認めようとする動きもある。フランスにおける失業問題を浮き彫りにしている。
その映画の一番の功労者はエンゾ。愛くるしさが印象に残った。
お気に入り度★★★★
監督 ピエール・ショレール
出演 ギョーム・ドパルデュー, マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ, ジュディット・シュムラ, オーレ・アッティカ, パトリック・デカン
- ベルサイユの子 [DVD]/ギョーム・ドパルデュー,マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ,ジュディット・シュムラ
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観光客で賑わうパリ郊外の世界遺産、ベルサイユ宮殿。その宮殿を取り囲む森には、多くのホームレスたちが棲んでいた。仮小屋を建てて世間から離れ、ひっそ りと暮らす男ダミアンもそんな一人。ある日、幼い息子エンゾを連れた若い母親ニーナが森で道に迷い、ダミアンに出会う。はみだし者同士で意気投合した二人 は一夜の関係を持つものの、翌朝ニーナはメモ1枚を残し、エンゾを置き去りにして姿を消してしまう。予期せぬ事態に憤るダミアンだったが、寒さと飢えをし のぎながら残されたエンゾと生活を共にするうちに親子のような情愛が芽生え、心を通わせ合うようになるのだが…。
観光で有名なベルサイユ宮殿。その華やかな場所の裏の森にホームレスが住んでいるというのは驚きだ。この国でも、ホームレスや失業者の問題を抱えているようだ。
幼い子供エンゾを持つ一人の女性二ーナ、彼女は、住むところも働く場所もない。雑誌で見つけたところを頼りに仕事を探しに行こうとする二ーナ。途中、森で ひっそりと暮らすダミアンと出会う。子供がいたら、働く時に不利になると思ったのだろうか、二ーナはダミアンにエンゾを託し、自立しようと姿を消す。
二ーナは、働くところが決まり、落ち着いたら、迎えに来ようと思っていたのか。ダミアンに託したことは、正解だったかもしれないが、いつまでも森の中で生活しているとは限らない。二ーナの考えは甘い。身勝手だ。それでも、エンゾを迎えに来ようという気になったことは、まだ、救われる。
刑務所に入った経験のあるダミアン。世の中に背をむけて、森の中でひっそりと住んでいた。そこに、置き去りにされたこどもエンゾ。自由に生きたかったダミアンは、エンゾとどう向き合えばいいのか。どこに行くにも、ダミアンについて離れないエンゾ。ダミアンは、父親のような感情が湧いたのかもしれない。
森でずっと生活していたかっただろうが、エンゾの教育のことを考えて、学校に入れようと、今まで疎遠だった家にも戻ろうとする。エンゾの存在は大きい。
あまり説明がなく、話しが進んでいく。ドキュメンタリータッチの映画。
働く意欲があっても、社会とうまく適合しない人もいる。社会復帰を認めようとする動きもある。フランスにおける失業問題を浮き彫りにしている。
その映画の一番の功労者はエンゾ。愛くるしさが印象に残った。
お気に入り度★★★★