リバティーン
監督 ローレンス・ダンモア
出演 ジョニー・デップ サマンサ・モートン ジョン・マルコヴィッチ ロザムンド・パイク 、トム・ホランダー ジョニー・ヴェガス
2004年
17世紀のイギリス。追放されていたジョン・ウィルモットは、恩赦でロンドンに戻ってくる。ジョンは、才能ある詩人でありながら、女性関係も派手であった。舞台で見たリジーという女性に目を留め、彼女を一流の舞台俳優にしようと特訓を始める。王から、フランス国王を招く式典の演出を頼まれるが、卑猥な内容の舞台に王は、激怒する・・・・・・・・
「私を好きにならないでくれ」なんていう言葉を聞くと、いったいどんな人なのか、とても興味がわく。
ジョンは王からは、寵愛を受けた天才詩人であっったが、酒におぼれ、淫乱な男。ジョンの詩がどんなにいいのかはわからなかったけれど、あの舞台は思い切ったことをしたなと思う。男性そのものの形がでてくるではありませんか?とても芸術とは思えない。王が怒ったのは無理はないと思うけど、貴族たちはこういう娯楽を求めていたのかな?
変人好きというのか?小銭を盗んだ男を自分の家来にするし、大根役者リジーを自分の手で演技指導しようとする。自由気ままに生きている男。
リジーが、ジョンに惹かれていくのは、当たり前と言えば、当たり前のことなのだけど、ジョンにとっても、忘れられない人になっていたはずだ。でも、気づくのが遅いんだなあ。
ジョンは、破滅的な人生を送っているが、自分に正直に生きたということなのか。これほどまでに、嫌悪を感じたと同時に、憎めない男だと感じたことはない。
王役のジョン・マルコヴィッチも貫禄があったし、リジー役のサマンサ・モートンのよかった。でもなにより、梅毒に冒されたジョン役のジョニー・デップの演技はとにかくすごい。醜い顔をして、体の自由も利かず、熱演している。
お気に入り度★★★★
