思考とは「記憶」を意味するものであり、つまりそれは全て「過去」を指し示す。
従って、あなたが思考を使えば、あるいは、あなたが思考を通して物事や出来事などを見れば、それは全て「過去」を見ている事になる。
せっかくの新鮮な「いま」の出来事さえも、思考によって「過去」となってしまう。
それはつまり、あなたは「いま」を全く観れていない事になるのだ。
「寝言は寝てから言え」という言葉があるが、あなたは起きている時でさえも寝言を言いながら生きている。
あなたは完全に寝ぼけているのであるが、それには全く気づいていない。
あなたが認識しているもの全てが「過去(記憶)」のフィルターを通したものであり、それが誤認識であるという事実には気づいていないのである。
あなたが今食べている目の前のアイスクリーム。
あなたはそれさえも「いま」味わってはいないのである。
あなたには「アイスクリームの味の記憶」があり、「私はアイスクリームが好きであるという記憶」がり、「暑い時はアイスクリームに限るという記憶」がある。
それらの記憶を通してあなたはアイスクリームを食べているのである。
従って、あなたは「過去」を食べているのであり、「いま」食べているのではない。
そうやって人生が刻々と過ぎていくのである。
あなたはやがて臨終を目の前にして気づくのかもしれない。
「私は何をやっていたのだろう・・・」と。
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