新人でも堂々とし…過ぎ? | hanaco今度はAUSナースになる

hanaco今度はAUSナースになる

ナース(日本)→フローリスト(UK)→ナース(オーストラリア)
紆余曲折の末、2018年9月よりQLDの田舎町でナースになり2022年10月からNSWシドニーへ。
ナースになる過程や仕事に関すること以外にもグルメや旅行も好きなので、そんなことも書いてます。

ここ2日間、新人ENさんたちから
夜勤右矢印日勤の申し送りを受けまして
感じたことがあります。


ちなみにENとはenrolled nurseの
略にあたりまして、
日本の准看護師にあたる資格です。


日本だと誰が正看だか准看だか
聞くまで分からないけど、
こちらは同じ紺色のスクラブでも
両袖に薄いブルーのラインが入って
いて、かつ名札にもきちんと
「Enrolled Nurse」って書いてある。


私はこのコースでは必ずRN(正看)に
担当してもらわないといけないので、
あまり関わりがなかったのですが、
特に知識とかでの違いは
感じませんでした。


でもRNとENのできる仕事の範囲は
きっちり分けられておりまして、
EN同士では薬のWチェックが
できないとかね。


うちの病棟は特に体格の良い
おばちゃんENが多くて、
申し送りとか圧倒されっぱなし!


そんな中、最近新人ENを男女2人
採用したみたいで、
昨日今日とその人たちの初夜勤
だった様子。


昨日は人形みたいに可愛い女子
からの申し送りでしたが、
自分の申し送り用のメモを読み始め、
私の担当ナースが
「カルテ見せながらやって」
とか、
「この薬あげてないの?なんで?」
とか、
いろいろ突っ込んでたら、
あからさまに嫌そうな顔をして
「私、すっごく疲れてて」
って機嫌悪そうに間に挟んでて、
かなーりビックリしましたポーン


まず申し送りがなかなか始まらず、
私の担当ナースが「早くっ」って
促すまで始まらないから、
私たちの仕事がおしていました。


それで始まったと思ったら
私の担当ナースがカルテ見せてって
注意した意味がすぐわかりました。


何故なら仕事の抜けが多いから。


危なく私たちまで尻拭いで
走らなきゃいけなくなる所でした。
いや、実際いくつかはしたんですが。


それで突っ込まれたら逆ギレに
近い不機嫌さを出しちゃうDASH!


すごいなー!!
オージーの新人は(笑)


そして「あれは?これは?」って
次つぎ聞かれていたら、
「順番に説明するから
   私のやり方待って貰える?」
って切り返した。


す…凄い笑い泣きタラー


今日のオージー男子は
感じはとっても良いけど、
あまり病態を把握してないみたいで、
「Inguinal herniaって
   どうやって発音するの?」
って聞いてました。
インド人ナースに、
申し送り中に(笑)!


いやー日本では考えられない
堂々とした態度で、
文化の違いを感じましたショック


結構学生とかも焦ったりしている
ところを見たことがなくて、
堂々とスタッフと談笑したり
ただボーッと見学したりしていて、
私だけ1人ビクビクしていた6週間。


教わっている立場であることで、
スタッフの時間を割いて貰っている
と思うと申し訳なくて、
なんだか下手に出ちゃうんですタラー


良く学校からは
「Use your professional voice!
って注意されるんですが、
「私はこういう実習をしに来て、
   こういう補佐が必要です。
   私がRNとして1人で全てできるか
   アセスメントされているので、
   あまり口出しはしないで欲しい。
   必要な時は動くよりも、私に
   ヒントを出して欲しい」
と説明しろと言われて、
めっちゃ言いずらいギザギザアセアセ
と思っていましたが、
こういうオージーを見ていると、
もしかしたら遠慮は要らないの
かもと思いました。