といっても、残念なことに悲しいお知らせ。
前回、大学の研究のために一週間だけ、ファガソン島に帰りました。
Fergusson Island はここ です!
そこで、村の人から聞いたこと。
「伐採会社がくるらしい」
またまたー!そんな冗談いっちゃって!と思ったのです、が、いつもふざけているオジサンの目が遠く、森を見上げていました。
「島の半分、全部でマレーシアの会社が違法伐採を行う。エコツーリズムが推進されている村は伐採区域のど真ん中。いままで助けてくれた甲斐が無駄になっちゃうんだ。ごめん。」
と、超申し訳なさそうな様子。私は所詮、たまに尋ねて、その皆採が及ぼす被害を受ける訳じゃないのです。被害に苦しむのは島の人々。
現地の人がそれでいいなら、私たちが生物多様性がどーのこーの言うのは、おかしいのです。
でも、多くの土地の所有者たちは、まず交渉もされていないようです。そして、伐採が起こること事態知らされていなかったらしい。
1平方メートル4キナ(約120円)しか支払われないみたい。州の法律で決まっている最低限の支払いは30キナ(約千円)です。
地元の人は、自給自足の生活を壊す伐採を反対しています。
綺麗ごとで自給自足したくてしているんじゃないです。お金がないから、仕事がないから、森と共に生きるしかないのです。森がなくなったら、畑がなくなったら、食べ物がなく生きていけないのです。
島人が、「エコツーリズムがなかったらこの子達の未来はない」
といって始まった、村おこし Fergusson Island の ecotourism。
森さえも失ったら、この子達の未来はどうなるのでしょう?
島の人々が反対することを恐れた、伐採会社は、カウボーイと呼ばれる島のギャング的存在に銃を配って、援護させていると島の人が嘆きました。無茶な抵抗をして血が流れていないことを願うしかできません。。。
なにかしなきゃいけないけど、なにもできない。
なにをしていいかも、わかりません。
悔しいです。