はなちこ エコツーリズムのススメ

はなちこ エコツーリズムのススメ

ひらめきを探す毎日を生きる。
生きるんです。
オーストラリア、パプアニューギニア、アイスランドでのエコツーリズム留学の日記。

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すごく久しぶりにパプアニュースです。
といっても、残念なことに悲しいお知らせ。

前回、大学の研究のために一週間だけ、ファガソン島に帰りました。
Fergusson Island はここ です!

そこで、村の人から聞いたこと。

「伐採会社がくるらしい」

またまたー!そんな冗談いっちゃって!と思ったのです、が、いつもふざけているオジサンの目が遠く、森を見上げていました。

「島の半分、全部でマレーシアの会社が違法伐採を行う。エコツーリズムが推進されている村は伐採区域のど真ん中。いままで助けてくれた甲斐が無駄になっちゃうんだ。ごめん。」

と、超申し訳なさそうな様子。私は所詮、たまに尋ねて、その皆採が及ぼす被害を受ける訳じゃないのです。被害に苦しむのは島の人々。

現地の人がそれでいいなら、私たちが生物多様性がどーのこーの言うのは、おかしいのです。

でも、多くの土地の所有者たちは、まず交渉もされていないようです。そして、伐採が起こること事態知らされていなかったらしい。

1平方メートル4キナ(約120円)しか支払われないみたい。州の法律で決まっている最低限の支払いは30キナ(約千円)です。

地元の人は、自給自足の生活を壊す伐採を反対しています。

綺麗ごとで自給自足したくてしているんじゃないです。お金がないから、仕事がないから、森と共に生きるしかないのです。森がなくなったら、畑がなくなったら、食べ物がなく生きていけないのです。



島人が、「エコツーリズムがなかったらこの子達の未来はない」
といって始まった、村おこし Fergusson Island の ecotourism。

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森さえも失ったら、この子達の未来はどうなるのでしょう?


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島の人々が反対することを恐れた、伐採会社は、カウボーイと呼ばれる島のギャング的存在に銃を配って、援護させていると島の人が嘆きました。無茶な抵抗をして血が流れていないことを願うしかできません。。。

なにかしなきゃいけないけど、なにもできない。
なにをしていいかも、わかりません。
悔しいです。



お金持ちとしての責任ってあるとおもう。

私だって、スーパー貧乏人だけど、日本をでればスーパーお金持ち。

 

この時代に、まだ映画に出てきそうな先住民が住んでいる

パプアニューギニア。電気、自然、道路なしで生きる人々。

 

その場所で、世界最高速での伐採がされています。


現地の人々の反対をおしきって、違法にされることも例外ではないのです


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ジャングルが、まさにもう一個の写真の焼け野が原になった。

今この瞬間も破壊は進んでいる。

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これは、何もパプアニューギニアだけで起きていることではない。

世界中で、今この瞬間も、おきている現実なのです。

 

その美しい森やら動物やら川やらが犠牲を払わせられ、

できるものは、つまらない家具だったり、私たちが日常で使っている紙なんです。

 

違法に伐採されている木材が日本に輸入されている。

自然とともにいきてきた人々は何処へいけばいいの?

畑でとれた野菜、森でとれるフルーツ、狩りの代わりに。あるのはマーケット。

買うお金のない人は、どうするのでしょう?

仕事がある保障もない。

 

町にでて、強盗したりするのでしょうか。

そんな危ない場所、私は行かなきゃ済むもんです。

 

私達はスーパーお金持ち!

人の土地を破壊する!

だって安いんだもん!

なんてやめましょうよ。

 

日本人にできること、むしろ資源消費大国の日本人にしかできないこと、

それは、世界中の森林伐採にいえること。 

 

私たち消費者が、原生林フリーの紙、FSC認証の紙をを使いたいという意思表明をするしかない。 だってそんなの悲しいじゃん。


FSC認証のロゴ。


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  そして、生産性の高い植物性の油、パーム油のプランテーションは熱帯地域を覆いつくすように広がっています。オランウータンが絶滅に追いやられた原因は伐採と大規模なパームオイルプランテーションによる生物多様性のロス。

 

パーム油は色んなものに、入っています。だって、これまた安いんですよ。

消費量は、日本では菜種油、大豆油に続いて第3位。

 

現在、パーム油の入っていない食品やコスメティックは、ほとんど区別できません。「植物油」という表示でひとくくりにされてしまうのです。たとえば、エコ意識の高い会社は、パームオイルを一切使っていません、と提言しています。

 

パームオイル自体が悪いのではなく、環境や現地の福祉への配慮が不十分なこと、そしてFSC認証のような信用度の高い認証システムがないことが問題です。


「誰もこの土地のことには注意を払っていません。

私たちは忘れられた人々であり、政府はなんの便宜も図ってくれません。

以前は、水の中の魚を見る前に、まず水に映った自分を見て、髪に櫛を入れていたものです。

今、水は本当に濁っており、サゴ椰子のある場所に行っても、きれいな水がないため、

人々は仕方なく濁った水を飲み、病気になっています。

胃が痛んだり、血を吐いたりしています。とても、とてもひどい症状なのです

ここから抜粋


インドア派を連れて4日間でタスマニアを見る旅


私の人生変えられちゃった、Styx Valley。

世界一高い広葉樹が住む森にお邪魔しに、ホバートから車で2時間。


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Bruny Island

タスマニアの海の豊かさに触れる、3時間のエコクルーズ。

ガイドさんが、熱いのです。優しいのです。

アザラシのいる海洋公園。



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Freycinet国立公園

とってもきれいなオレンジの岩と真っ青な水。

国立公園内のロッジがすてきー。



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ホバート


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レストラン Marque 4で、タスマニアグルメ三昧。

ここ、期待してなかったけど、本当においしい。あっさりした控えめな味付け。


カスケードビール工場のビアガーデンも素敵です


ホバートでは、とっても素敵な B&Bを見つけました。

Altamont House.

文化財の建物の一階丸ごとです。


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ホバートは、住宅地が一番楽しいのです!

港にあるホテルよりも、断然おすすめ!

かわいい家がいっぱい。