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ウタカタの恋 その15

地の底にいる俺を救ってくれたのは、まぎれもない
ゆさからの一通のメールだった。

普通は、嫌われても仕方のないメール。
正直、ウザイと思われて当然の内容をメールしたにも関わらず
ゆさは、逆に心配してくれ、こんなメールを送ってくれた。


【内容】
そんな風に考えないで下さいあせあせ(飛び散る汗)

この仕事して知り合う人多くなって、出会いって大切にしていかなきゃなぁと思っているんですexclamation ×2
もっと色んな話したいし、話も聞きたいし、自分にとってプラスになることめっちゃありますからうれしい顔

次回東京来た時は、そんな風に考えないで友達として接して下さいね。
もし良かったら、仕事終わりにご飯でもいきましょウッシッシ
何がいいかなー?





ほんっと、ゆさは、なんでこんなブ男の俺に優しくしてくれるのか。
ちっさいおっさんで、小太り、さして取り柄のない俺に。
ゆさのお店で飲んだ夜を思い出す。
「そういえば、あの時、互いの将来にって何度も乾杯したっけな。ゆさは昼間の料理関係の仕事を。俺は大阪で一旗あげるって言ったよな。はぁー、全然、今の俺は置いてけぼり状態やな・・・」
改めて、自分が成長してない事に気がつく。


自分とゆさを励まさなければと思い、返信のメールを打ち始めた。
ゆさと出会ってから1ヶ月が過ぎようとしていた。


続く・・・

ウタカタの恋 その14

やっとの思いで作った宇宙一最低な本文を送信した。
勿論、あとで内容は公開します。

けど、送信した事実を消す事ができれば本当にそうしたいと思う。
「後悔、先に立たず」とは、よく言ったもの。
何故、あの時あんな事を言ったりしたのか?何故、大人な態度を取って本心を打ち明けなかったのか。
大人になると世間体や周りの目。利害関係や先を予測して発言してしまう癖みたいなのが身につく・・・・・・・・・皆の場合は。

後悔だけが残る【俺のメール】は、
ただのガキというか、その・・・スネてしまったガキンチョを見て下さい。あー、本当に終わったなという空気だけが漂う、はかないメールが

コレだ!!ワンっ、トゥっ、スリっー




【本文】

あー、そりゃー、残念やなー。

けど、よくよく考えたらやっぱり、おっさん相手じゃ、当然気持ち悪いよね。今まで、ごめんね迷惑掛けて。
俺って軽い奴やね。そもそも一度会った(客っていう身分で)だけで友達でもないのに、おっさんがゆさちゃんに会える資格なんてないよね。笑えるね。





・・・人間は、色々な経験をし、許容範囲というか人間力、包容力が備わっていくと思う。今までの29年間は、何だったんだというノミの心臓並みのコップしかない俺は、自分で自分の首を絞めるのが大好き。

【俺の心の中】0,0000001病(びょう)。
・しばらくは、世の中の端っこで生きていこう。
・しばらくは、家の隅っこで、三角座りして生きていこう。
・かわいい女性には、二度と近づかないで生きていこう。
・聞こえているのに、ワザと「えっ?」って言って生きていこう。
もうっ完全っに終わった。うん。これからは、芋洗い係長を目指して
鼻につくツーンとしたオッサンの臭いを撒き散らして、華麗に浪速の大阪で、舞っていこう。うん、サクラチルチル チムチムニー(意味はありませんし、べっ別に、わっ笑いなんか求めてませんっ)


死臭さえ臭ってきそうな、悲壮感漂う俺は、この3分後、起死回生の最終回代打逆転満塁ランニングホームランを打つ。いや、正直言うと俺が打つのではなく、ゆさに助けてもらう。

この時の感覚は、今でも忘れはしない。
俺の中で、ゆさが、なくてはならない存在になった瞬間を味わう。

その時、なんのタイミングか神様が励ましてくれているのか分からないが、付けっぱなしのラジオから聞こえるBGMは、俺の涙を誘う「サザンの真夏の果実」だった。

続く・・・

ウタカタの恋 その13

精神崩壊寸前の時の感覚は、おそらく、ものすごく好きな人にフラレる時に似ていると俺は思う。
血の気が引くような、背中の裏のあばら骨の下のところから、えぐるような、いやーな感覚。もくもくと立ち込めた暗雲は目の前で膨れあがり、全身を包み込む。



「ウウっ、ヒックっ、ヒックっ、なんで、なんでそんな事言うん?」
昔、俺が女の子をフッた時に、その子が泣きながら俺に言った言葉が何故か、今になってよみがえる。その時の俺は、ただ・・・「ゴメン。」しか言えなかった。

そう。・・・・この後、俺がメールして、ゆさから返ってくる言葉は、おそらく「ゴメン・・・・。」の、たった3文字。けど、この3文字には色々な意味合いが当然含まれている。とても重くて、辛い言葉。その言葉に耐えられない、聞いた瞬間に、魂が口から抜けてしまうま・・・・・。

もはや、思考回路が停止しているキッチンと同化したおっさんは、小刻みに震える手で返信のメッセージを書き始めた。



【件名】
ありゃー、残念至極にございます。



↑ 見てくださいこのイケテナイ文章。既に、もぬけの殻です。
どこの江戸っ子ですか?何時代の方ですか?2時間かけて作った世界一最低な【件名】の後に、さらに3時間かけて作った宇宙一最低な【文章】が出来上がってしまう・・・。


続く・・・・。
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