今日は過去の作品で思い出深かった作品を紹介します
その名も姉妹財布
ある所にとても仲のいい姉妹がいました。
しかし妹が結婚し、当然の事ながら姉妹は離ればなれになってしまう。
そこでたとえ離ればなれになっても二人はいつもで一緒だよということで
二つの財布を重ねると一つの絵になるんです。
水色の蛇の革で川を表現し、その周りに咲く花は花柄のちりめん生地を使いました。
こうやってハナブサレザーの財布にはその人の物語を入れていくのです。
物語は字のごとく、物が語ります。
物語を作品に入れることで無骨な革がまるで生きているかのような表情を見せます。
いつもお客さんの素敵な物語に出会えることが本当に幸せです。