昨今のキャンプブーム。

テレビでキャンプを題材にした番組を目にすることも多くなりました。

 

「焚き火の炎で癒されたい」

 

そんな欲求がムクムクと芽生えてきたものの、そもそもが根っからのインドア派。

キャンプなんて高校1年の課外授業以来したことはありません。

なかなか重い腰を上げられずにいたある日、高校の同級生数人と集まった飲み会の場で友人2人から半ば強引に誘われ、ついにキャンプデビューすることになりました。

 

 

初キャンプの舞台となったのは、熊本県芦北町の御立岬公園内にあるキャンプ場、「うみのおと」。

友人セレクトです。

 

 

ウチから2時間ちょっとの距離。

最寄りのICで高速を降り、近くのスーパーマーケットで食材とお酒を調達した後、キャンプ場へ。

 

キャンプサイトのすぐ横には海が広がります。

この日は素晴らしく晴れた日で、風もなく波も静か。

デビューには絶好の日和です。

 

まずはテントの設営。

ネットで購入したテントは、芸人のヒロシも使用しているBUNDOK(バンドック)ソロドーム1 BDK-08

簡単に組立てられる手軽さに加え、お値段も手頃で、初心者にはピッタリ。

 

 

とりあえず、自分の「秘密基地」の完成。

 

 

 

後ろ姿もなかなか様になってます(自画自賛)。

 

 

まだ春とはいえ、晴天の昼下がり。

時折、気持ちのいい風も吹いてきますが、大き目のタープなどを立てたりしていると、結構汗ばんできます。

準備も一段落したところで、公園内の高台にある温泉で汗を流します。

 

 

 

お風呂から上がったら、いよいよ焚き火とご飯です。

今夜のメニューは、キムチ鍋に炊き込みご飯。

その他、鉄板でお肉を炙っておつまみにします。

 

焚き火台はピコグリルっぽい廉価版。

着火剤に火をつけ、薪を投入すると思いのほか早く炎が立ち上がってきます。

 

 

 

熱々と熱せられた鉄板で焼くお肉は、塩コショウだけのシンプルな味付けですが、焼肉屋さんでいただくお肉とはまた違った美味しさがあります。

 

鍋と炊き込みご飯は、カセットボンベのガスコンロで。

おこげが少々多めになってしまったのもご愛嬌(^-^)

 

お腹いっぱいになった後は、焚き火を囲んで他愛もない話が遅くまで続きます。

近況報告、思い出話、バカ話。

古い友人とだからこそ共有できるリラックスした時間。

気分はさながら「スタンドバイミー」。3人ですけど…(^-^;

 

 

 

朝、目が覚めると目の前には海。

束の間の非日常の時間も残りわずか。

 

 

 

友人の作ってくれたホットサンドを頬張って、撤収作業へ。

道具を洗い、ゴミを片付け、テントなどを車に積み込んでキャンプ場を後にしました。

 

大人になって初めてのキャンプ。

炎を眺めながらゆったりと過ごす時間は格別で、これはハマってしまうかも。

 

一度経験したことで、自分なりの楽しみ方のスタイルや道具選びの基準も少しわかった気がします。

今後、ネットでついついキャンプ道具を注文してしまいそうで怖いです(^-^;

 

 

ともあれ、素晴らしい初キャンプとなりました。

優しく、乱暴に背中を押してくれた友人たちに感謝です。