2023.09ソウル旅行2日目②(観劇사칠・옆집사람からの夜遊び) | *hanaブログ*

*hanaブログ*

初心者なりに韓国旅行を楽しんでます。
備忘録を兼ねて、韓国旅行、ミュージカル、グルメ、コスメ…いろんな気になることを綴ります(*´∀`*)

2023年9月
ソウル旅行2日目②

長い1日はまだまだこれからですニコニコ

午前中一緒に遊んでくれた友達と別れて、観劇にやってきました。
渡韓再開後、ほとんどここばっかり通ってる気がするドリームアートセンター。


今日は사칠を見ます。
昨日の칠칠よりは現代劇だから理解できるはず…そうあってほしい。

キャストは夏にTRACE Uで見たビョンヒサンさんと、昨日칠칠でみたホンギボムさん。
2人劇。しかも消防士もの。けっこう楽しみにして来ました。
友達から事前に、時系列が少し混乱しやすいことと、思ったほどバディ物って感じじゃない事は聞いていたので、期待感を意図的に薄めてから客席に座りました。

先輩消防官のアンジョンウォンと後輩消防官のカンイジュンの2人劇。

初見の感想は、やはりちょっと混乱でした。

物語の筋はほとんどがアンジョンウォンの視点で進んでいくのですが、時間軸(過去or現在)と、シチュエーション(現実orアンジョンウォンの妄想)が細切れに行き来します。

ある事故を境に、まともだった過去と精神が壊れた現在というシチュエーションに分けることもできますが、
精神が壊れてからは心を守るために過去の記憶を改ざんしてしまっている様子も見て取れて…

何が事実で何が妄想なのか、ハッキリとは区別が付きにくいんですね。

全体を“アンジョンウォンの頭の中・視点・記憶”と割り切ることができたら潔いのですが、カンイジュンの視点の場面ももちろんあって、それはアンジョンウォンの知らない現実・カンイジュンの想いだったりするので割り切れなくて。

そのせいか韓国人の間でも解釈が割れているようで、結末の解釈も分かれるようです。
中には「一度しか見ない人もいるのに、こんな複雑な時系列や構成にするなんて」みたいな意見も見かけました。

個人的には、まぁあくまで娯楽のための劇なので解釈が割れるのは悪いことでは無いし、描かれてない余白がある分、想像の余地もあって面白いのでは…と思いましたが、1回のみの観劇でスッキリ理解して楽しむのは難しいかもね。わたし外国人だし。

まぁでもそうやってちゃっかり2回目観劇を増やしちゃった人がここにいますニコニコ

曲が良かったし、何よりキャストの2人が歌も芝居もとても良かった!

先輩役のビョンヒサンさんは先輩風吹かせながらも人懐っこくてあたたかいアンジョンウォンの役作りでした。
韓国風に表現するなら国民の先輩だし、後輩役のホンギボムさんもお茶目で可愛がりたくなるような役作りで、国民の後輩だと思う(笑)
(“国民の先輩”とか言ってたら友達から「それだと日本人の私達の先輩にはなってくれないですよ」と助言を受けたので、後に“東アジアの先輩”に改めました。私も先輩って呼びたい)

構成の中にアドリブ場面もあって、仲良く楽しそうな場面と胸が締め付けられるような場面、緊迫した場面などメリハリもしっかりあったので、飽きなかったし見ている方の感情も動かされて良い時間を過ごせました。

終演後のキャストボードは2人とも制服姿の凛々しい写真に変更されています。

初回観劇の時はこの写真変更の意味についてあまり深く考えなかったんですけどねぇ。
10月渡韓で2回目観劇したので、その頃にはこの写真見るだけで泣きそうなくらい切なくなりました。

劇中のセリフにもありますけど、自分の命をかけて人を助ける仕事というのはそうそう無いですよね。すごいことだわ。
観劇以来、身近にいる消防士さん達がいつも以上にかっこよく見えるようになりました。

そしてカテコが楽しいのは救い。




観劇後は「舞台とても良かったなぁまた見たいなぁ」という気持ちと「現代の言葉だからもうちょっと理解できると思ったのになぁ韓国語力落ちてしまったなぁ」という悔しさが入り交じった感想をかかえつつ、ソワレを一緒に観劇する友達と合流しましたニコニコ

夜観劇後に行きたいお店を予約してあったので、観劇前にはサクッとSUBWAYで軽食を。韓国SUBWAYはラップサンドが通常メニューとして存在するの羨ましいなぁ。

のちに知ることになるのが、大学路SUBWAYにて私の背中合わせに休憩中のヒサンさんが座ってたらしいこと。
公演スタッフや役者っぽい人でめちゃめちゃ混む店だなぁ…とは思ってたんですけど、まさか背後にさっきまで見てた先輩()がいるとは不安
大学路とは恐ろしいところや…不安

サチルの感想をけっこう話していたし、この時ホンギボムさんが色々評判になっていたので友達も気になっていたらしく、ギボムさんの話を中心にしていたんですよ。
まぁ私と友達は終始日本語で話していたので、万が一話の内容が聞こえてても大丈夫やろ☺️と気を取り直しました。
(のちに別の友達より“ヒサンさん劇団四季にいたので日本語わかりますよ”と教えられて死ぬことになる。私は!ヒサンさんめっちゃ素敵だと思ってたので!どうせならそれ喋って聞かれててほしかった!←)

さ、では混んだサブウェイからさっさと出ることにして。

えへへ、久しぶりに買いたかったスコーンも買えましたニコニコ

この後軽くコーヒーまで飲めたし、マチソワ間60分しかなかったのになかなか充実しましたね。
なんせソワレの劇はとっても空いているので10分前に行けば充分とのことだったのでニコニコ

そんなソワレはこちら。
옆집사람(隣人)


友達の推しが出演しているということで、誘ってもらって一緒に見ることにニコニコ
最前列に2人並んでチケット手配してくれたの最高なんですが。友達ありがとう!

この公演は外国人向けにオープンしていなかったので、誘ってもらわなければ知ることもなかっただろう作品です。

大学路オタク劇でもなく、当日デートでふらっと見に来るような劇。

ストーリーはドキドキドタバタスリラー?

酔っ払って寝て起きたら何故か隣の家にいて人が死んでて…!みたいなよくある展開(?)なんだけど、
ストーリー展開がコロコロ変わって最後まで着地点の予想が出来なくて楽しかったです泣き笑い

公演開始から30分くらい舞台上で死に続けてたチェセヨンさんすごかったなぁ。
クールそうに見えるソチェミさんはキュートだったし役柄の二面性が面白い!
そして主演のキムアロンさんの熱演!体力!若さ!声帯!
ほぼ出ずっぱりでずっとドタバタしててパワフルだし可愛かったです照れ

近くで迫力ある演技を見れるのは小劇場のいいところですね✨
終演後は友達が俳優さんに挨拶するのを適度な距離で見守りつつ、俳優さんがこちらにも挨拶してくれたのが可愛かったし嬉しかったです。

退勤文化なんてすっっっかり忘れ去ってたので、なんだか懐かしい気分でしたニコニコ


ではそろそろ予約の時間なので、お目当ての店まで歩いていきます。

私がリクエストしたお店。헌술방

劇場のある恵化駅のお隣、漢城大入口駅の近くにあります。
散歩がてら歩いて行ける距離。


建物や雰囲気が素敵で、デザートとお酒のペアリングを推しているところが私好みのお店だったのでリクエストしました照れ


観劇楽しかったねの乾杯。
私はアールグレイハイボール、友達はノンアルコールのサングリアを注文しました。
こういうお店でノンアルコールがあるの嬉しいですね!


おつまみや料理も沢山種類がありました!
甘いものとお酒を楽しみたかったので、私が選んだのはクロッフル。
質のいいアイスクリームとブラウンチーズがたっぷりのってて、すごく美味しかったですよだれ
2人でシェアしても充分なボリュームでした。

薄暗いお店は話も弾むもので、楽しい時間を過ごしました。
このお店はワインが売りで、ワインセラーみたいな空間でワインや小物を販売しているので、それを見るのも楽しい。
いいお店に出会えましたニコニコ

帰りにまた恵化に寄って、夜の賑やかさが戻った大学路に嬉しくなったり。
友達と인생네컷を撮ってお別れし、早めにホテルに帰りました。


前日は2時まで飲んでたから今日は早めに寝ようと、ホテルの部屋で顔にパックを貼り付けてごろごろしていたところ、昨日一緒に飲んでいた友達から連絡がきました。

「チュロスとかいりませんか?」

突然のチュロス。
どうやら買ってきたチュロスを配給してくれるということなので、私もおすそ分けお菓子を持って急遽ホテルロビーで待ち合わせましたてへぺろ

久々にお会いできた共通のお友達も一緒だったのでご挨拶しつつ、チュロスなどを物々交換してちょっとお喋りして各自お部屋に戻って…のつもりだったはずなんです、全員最初はきっと。

でも韓ミュオタクのコミュ力は並大抵じゃない。
渡韓のタイミングが合うなんて貴重な機会、そりゃ喋りたくもなる。

ということでコンビニで飲み物買ってホテルロビーで深夜お茶会の始まりですニコニコ

すっぴんに部屋着というリラックスした状態で、観劇や韓国語について楽しくお喋りして…こんなの楽しすぎるでしょキメてる
年下ながら渡韓も観劇も韓国語も経験値の高い猛者チング達なので、話していて楽しいし参考になるし、とても気楽で楽しいお茶会でした照れ
合宿の夜みたいでたのしかった!

そういえばコロナ前は大学路のカフェで朝方までお喋りしたりしていたなぁ。
またこういう、旅行ならではの無茶できる機会も増えるといいなー。


いただいたチュロスは可愛いサイズで美味しかったのでお茶会が終わるまでに全部食べてしまいましたにっこり(深夜3時半)

本当に盛りだくさんの長い一日でした。
命削ってますなぁニコニコ
長い1日の長い日記におつき合いいただきありがとうございます!

3日目につづく。