我家のマスコット、ミニホイルローダーのタチコマ君。先日久しぶりにエンジンかけようかと思って乗車しようとしたら、なんとお行儀の悪いことにおもらししていました。しかも2か所もです。

 


正直これはヤバいなぁーと直感しました。

 


エンジンオイルのゲージをチェックしたら、全くオイルが無くなっていました。

全部下から漏れてたんですね。何時からかは不明ですが・・。
 

そこで、元重機の整備をしていた知人に連絡し見に来ていただいたのです。そうすると、オイルパンの破損ではなく、オイルパンからドレンボルトまでのホースからオイル漏れを起こしている事が判明しました。ホッとしました。

 

つまり、そのホースを交換すれば治るみたいなんです。ところがその場所が非常に厄介で、ホースのジョイント部分が直接見ることが出来ない場所なのです。だから作業はかなり難しいみたいでした。

 

結局その方も出来ないとの事で、ご近所の修理工場に出向いて内容を説明して修理のお願いをしたのですが、そこでも重機の修理はやってないと断られてしましました。

 

仕方がないので、重機専門の業者にお願いしようと思っていたのですが、カミさんがあんまりお金かかるならダメとのお叱りが。

 

そうはいってもここでは修理出来ないだろうから、レッカー車かキャリアカーで取りに来てもらわないとダメだろうし、確実にそれなりのお金(数万円から数十万)はかかるはずです。

 

てことで、やむなく自分で修理する事にしたのです。(内心無理だろう・・・と思ってましたが)

 

このホイルローダーはオイル交換がしやすいように、オイルパンからゴムホースで延長してドレンボルトがついています。そのホースのオイルパン付近とドレンボルト付近の二か所のホースに亀裂があり、そこからオイル漏れしていることが判明しました。

 

車の下にもぐって見るとオイルパンの下にもドレンボルトが付いていました。でもこの真下にデフが有るのでオイルが直接抜けない構造なのですね。

 

 

そこでこのオイルパンの側面にホース用の穴が作られていました。

 

 

見てもわかる通り、メチャクチャ狭い場所で小型カメラで撮影しながら作業しました。手がやっと入るスペースです。

何とかホースを取り外し、そのメーカーと型番を確認しました。

 

横浜ゴムのMID OIL 12 1.5MP というものでした。早速ネットで調べると、最後の型番が違ってましたが、基本同じオイル用のゴムホースがまだ販売されていました。早速ポチリ。金額は800円くらいでした。

 

そして数日後、届いたホースを確認し、既存の物と内径も外径もそして材質も同じみたいなのでいざ交換作業を行いました。

 

ゴムの両端は事前にお湯で温めて柔らかくし、そしてオイルパン側とドレンボルト側の両方にシッカリと差込み、バンドでガッチリと固定しました。

 

 

その後フラッシングオイルをいれてオイル漏れが無いか確認して、タチコマの大好物のカストロールエンジンオイルEDGE 5W-30 API SPを入れてあげました。

 

 

これでタチコマもバッチリ復活です。エンジンもめっちゃ静かでタチコマもご機嫌です。

 

にしても、大変な作業でした。でも修理代はホースの800円で済んだので、奥様もご機嫌です。

 

めでたしめでたし。