団塊の世代がリタイヤするピークもそろそろ終盤と言われますが、当店は相変わらず送別関連のご注文が多い3月です。

16日現在で昨年対比118パーセント。

ですが、市場は超花不足で仕入れ価格が高騰。バラ関係は驚くほど高いです。

そんな中、とても嬉しいと言うか、有難いメールが本日届きました。

文章もとても素敵だったので、ぜひ皆さまにもご紹介したいと思いました。

チョッピリ当店の手前味噌的な部分も御座いますが、決して当店が自作自演したものではございませんのであしからず。(^^ゞ

このメールは、お花のご注文のやり取りがあり、その追伸として書かれた部分となります。

以下が原文そのままです。

追伸:御社のお花は、昨年入院したときにいただきました。

入院は何度も経験しておりますが、体調によって水を替えるの
が困難だったり、況してや水切りなどは不可能。萎れていくお
花がとてもかわいそうでした。

こちらのマジカルブーケは、そのような心配なしに高温・低湿
の中ずっと綺麗に咲き続けてくれました。「無聊を慰める」と
はよく言ったもので、ともすれば暗くなりがちなベッドの上で
ふと視線に入る元気なお花を見てとても救われました。

狭いパーソナルスペースの中で、飲み物や本を手に取るとき
に引き寄せられる鮮やかな色彩のお花には、心がほっこりする
というか、不安が和らぐといいますか、元気づけられた気がし
ます。

贈ってくださった方に感謝の気持ちは伝えましたが、素敵なお
花をアレンジメントしてくださいました「フルーロン花佳」さ
まにも、この場を借りてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

拙い文で失礼いたしました。

以上が送られてきたメールです。

決して当店の花がどうのと言うのではなく、この様に入院なさっている患者さんにとって、お花が少なからずちゃんとお役に立っていた事に、僕はとても心が熱くなりました。

昨今、全国の病院で病室へのお花の持ち込みが禁止されている事例が増えていますが、ぜひ今回のようにお花から元気をもらった方もいらっしゃるという実例も広めて頂きたいと思いました。

N様、本当に素敵なメールを有難うございました。

もちろん今回のメールの内容を皆様にご紹介する事は、N様にご了承を得ておりますのでご心配なく。

にしても、久しぶりにお花屋さんやってて良かったなぁーと思っちゃいました。(^^ゞ