朝のつるつる路面をドライブして、札幌中心部にあるカデル2.7に9時10分に到着。私の出番は朝一で、9時40分から講演がスタート。内容は、花店が語る花き業界の現状とこの先の展望。~今花小売店の現場で起きている事~ と言った内容でした。
さてこの北海道花き懇話会と申しますのは、道内の普及員さんや研究員さんが中心となって情報交換の場として設立された会だそうです。以前は「花き友の会」と言う名前だったそうです。活動内容としては、夏季の現地研修会と冬季のシンポジウムで、今回私が参加したのは冬季のシンポジウムと言う事になります。
運営の基礎として「情報の共有化とは、受けるだけでは無く自ら発信する事にある」となっている通り、今回のシンポジウムも非常に内容の濃い物となっていました。
ちなみに現在の会員数は85名だそうです。名簿を拝見しますと、北海道すべての普及センターや試験場、そしてホクレン、JA,大学や専門学校などなど、本当に凄いメンバーです。
シンポジュームの内容をすこしご紹介します。
宿根かすみそうの越冬株5月出荷作型による電照効果
スノーボールにおける切り枝抑制開花の試み
花の需要拡大に向けた取り組み
デルフィニューム・エラータム系越年株利用作型における越冬株率向上の取り組み
北空知における秋切りトルコギキョウの高品質栽培技術の検討
宿根カスミ草つぼみ切り技術の効果確認試験
スプレーカーネーションの高温期における前処理等の使用方法に関する調査研究
スプレーカーネーションに対する紫外線除去フィルムの効果確認試験
営農Naviに対応した花き生産技術体系作成ソフトの紹介
雪害の報告と対応について
と言った内容でした。
仕事の関係ですべてを拝聴出来無かった事が悔やまれます。本当に残念です。
午前中の報告だけは何とかお聞きしたのですが、本当に勉強になりました。カスミ草の電照がどの様な効果があるのか? LEDと白熱電球との差など、普通の花店では中々知ることのできないお話です。
また、スノーボールの切り枝抑制開花も驚きの技術でした。正直、花の生産だけじゃなく、一般のガーデナーにも応用できる素晴らしいアイディアだと思いました。
こうした試験場や普及員さん達の努力が、私達花店や消費者に綺麗なお花を提供してくれる事となるわけです。
僕は思います。こうした花の生産技術の現場を、もっと花店は学ぶべきだと。そして、それらの技術や努力によって、普段扱う花が作られている事をキチンと感じて欲しいです。
今回は本当に貴重な経験をさせて頂きました。事務局の千石さん(鵡川の普及員さんです)を始め佐藤会長(当麻の普及員さんです)、そして参加された皆様、有難うございました。そしてお疲れさまでした。