花屋さんの大きなイベントの一つ母の日が終わりました。


毎年感じることですが、あと何年続けられるんだろうか? 体力的に・・・。


さて、今年の母の日の分析をさせて頂きます。もちろん私の個人分析ですからくれぐれも真に受けないようにお願いします。


当店の場合、通信配達の受注、発注共にダウンしました。

受注と言うのは全国の花屋さんから配達を受ける事です。


北海道以外の地域ではほとんどが宅配しますから、年々取引が少なくなる傾向にあります。宅配料金も昔から比べるとずいぶん安くなりましたから、この傾向は今後も増えると思います。


しかも、花店はそれぞれにオリジナル商品を販売していますから、その商品は通信配達組織では贈れません。必然的に自店で宅配するわけです。


発注(当店から地方の花店に依頼する)がダウンしたのは、今年初めてDMを出すのを止めた為です。その理由は、発注作業に手間取り商品の制作に専念できず、いつも朝まで作り続ける事が多かったからです。


2年ほど前から派遣さんをお願いして、入力作業は非常に捗るようになりましたが、昨今はチラシやDMを見てインターネットで直接注文するお客様が増えたので、あえて母の日にDMを出さなくてもお客様にとってご不便は無いと判断したからです。


結論から言えばその考えは間違だったようです。


今までDMを出していたお客様からお叱りの電話がありました。

来年は再度検討の余地ありです。


ご来店が減少したのは天候の理由と、人の集まる場所の変化です。


当日はあいにくの雨。雨が降ればカーネーションの鉢を表に並べられないし、外から見たイメージ的に全然違います。衝動買いも望めないのです。


また、大きなショッピングセンター イオン の出現も影響しています。


配達の時イオンの近くを通ったのですが、物凄い渋滞でした。


とはいいつつも、売上ダウンはほんの少しで、それほど深刻になる内容ではありません。


むしろ深刻だったのは今年も花の品質でした。


とにかくこの母の日のお花は酷い物が多い!


毎年同じ事を書いているかもしれないが、ハッキリ言って母の日は仕入れしたくないのが本音。


特に辛いのが ガーベラ と カーネーション。


もちろんすべてが悪いわけではありません。品質の良いものもあります。


しかし悪い物が本当に多い。


今年仕入れたガーベラの約30パーセントは破棄しました。昨年は60パーセント捨てたので、今年の方がまだ良いです。


カーネーションも400本返品して、300本は捨てました。もちろん国産品です。


仕入れしてすぐなら市場に連絡すれば返品出来ますが、2日過ぎると返品出来ません。しかし、ガーベラなどは2日目位から芯のあたりにカビが出る物があります。せっかく制作した商品が、配達する時に確認するとカビが発生していてすべてお取り換えになります。


この作業によってさらに残業が伸び、金銭的負担も多くなるのです。


カーネーションも、仕入れして水揚げした時点で満開に咲いてしまったり、物によっては額割れが起こったり、エチレンの影響でつぼみの状態で枯れてしまうものもありました。


おそらく、かなり早い時期から採花したのでしょう。


正直言って、このようなお花を沢山のお客様にお届けしてしまってはお花に対するイメージが大きくダウンしてしまいます。


セリで高い花を買っても品質が悪かったりするのでどうしようもありません。


事前に予約相対で頼んでもそれは同じ事。(品質の良い物を指定して予約出来ない現実)


毎年本当に辛い思いをします。


厳密にお花を確認して、品質の良いものだけで商品をお作りするわけですから、かなりのロスが出ます。だから、母の日は極端に利益が少ないのも事実。


今日のゴミ収集業者さんが驚いていましたが、それほど今年も沢山のロスが出ました。昔から比べたら随分品質は良くなったのですが、まだまだ改善の余地ありです。


当店としても、母の日を真剣に考える時期が来ているように感じます。


お客さまの真の満足を考えたとき、その結論は出ているのですが・・・。


さてさて、母の日についての云々はいくら書いても書ききれないほどありますからこの辺で・・・。


そうそう、今年お客様から言われた事


1、通信配達商品の鉢物が高すぎる!

2、通信配達商品の3,000円クラスが選べない(アイテム少なすぎる)


1も2も納得できます。


ここで詳しく書きませんが、お客様が求める物とはチョット路線が違ったアイテムが多かったように感じます。そのため今年の受注、発注ともに おまかせ が多かったのではないでしょうか?


色々反省も多い母の日でした。


来年の母の日も花屋やっていられるかわかりませんが、とりあえず今年の母の日も終了です。


お花屋さんの皆さん、そして市場関係者のみなさん お疲れ様でした。


<m(__)m>