mamu3

花人おすすめのマム


以前主要都市の花の消費価格を紹介しましたが、もう少し詳しくその中身に触れたいと思います。


人口的にも気候的に似ている都市、仙台。この仙台市は札幌と同じく100万都市です。といっても札幌は188万人。仙台は100万人ですから、札幌のほうが人工的には多いです。


この仙台の一人当たり切花消費価格はなんと、1万5544円

札幌は8407円です。


残念な事に、約半分しかありません。


では、それらの市場の売り上げは?と言いますと、


仙台は 仙花と仙台生花の2社で 約115億です。

札幌は 札幌花き園芸と札幌中央花き2社で約95億


それぞれの人口に消費価格を掛けると、

仙台 155億

札幌 158億 となります。


市場の売り上げと比較すると、

仙台が40億

札幌が63億

市場の売り上げが足りなことになります。


あまりにも大雑把で、それこそどんぶり勘定ですが、数字的に見ると、それぞれの市場外流通の花がそれだけあるということになります。


以前、仙花の方とお話しする機会があり、その件について伺った事があります。大きな理由としては、やはり大田市場からの影響が大きいと仰ってました。北海道よりも陸続きの為、荷物が入りやすいとの事でした。


ところが、北海道でもここ最近は大田の仲卸からどんどん荷物が届くようになっています。


しかもセリ日の当日の午前中に付くのです。


花人が札幌の市場で競って帰ってくる時より、早くついている事もあります。


これは流通の飛躍的な進歩と市場の考え方の進歩によるものです。


続く・・・。