今回はチョット息抜き。イチゴの話。
皆さんご存知美味しいイチゴ。北海道は色んな所でイチゴ狩りが出来ます。
先日、千歳でイチゴ狩りしてきました。そこはイチゴのほかにもブルーベリーとか、ハスカップ狩りも出来るので、ジャムを作りたい人にはもってこいの場所です。
ところで、このイチゴ。良く見ると綺麗な三角や、山形や、曲がった物がありますよね。
あれは何故かわかりますか?
イチゴの表面には沢山の たね がありますが、実はその たね と関係があるんです。
イチゴの花を良く見ると、沢山のおしべとめしべがあります。普通の花より多いんです。
そんで、そのおしべとめしべの受粉がまんべんなく出きると、形のよい三角のイチゴになります。
部分的に受粉がうまく行かないと、チョット変形したイチゴになるんです。
また、イチゴを半分に切ると、その たね に栄養を送る通り道が確認できます。面白いですよ!
僕らが食べているイチゴは 女峰 とよのか 愛ベリー ダナー といった品種ですが、これらはほとんどがオランダイチゴと呼ばれる物だそうです。
1750年ごろ、オランダでチリーイチゴとバージニアイチゴの自然交雑から生まれた物がいまの品種の親で、それが江戸時代の後期に日本にもちこまれたそうです。
野山でみるイチゴには、しろばなへびいちご、もみじいちご、なわしろいちご、草イチゴ、へびいちごなど色んな品種があります。
見ているだけでとってもかわいいですよね。
堅苦しいはなしが続いたので、すこし息抜きがてら イチゴのおはなしでした。