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1960年代。NYはマンハッタンの西側、ヘルズ・キッチン(地獄の調理場)と呼ばれる地区。
スラムだったが一つの秩序が存在し、住人たちは掟の中で守られていた。リーダー格のマイケル(ブラッド・レンフロ)、小柄だが気の強いジョン(ジェフリー・ウィグダー)、読書好きのシェイクス(ジョー・ペリーノ)、おとなしいトミー(ジョナサン・タッカー)の4人の少年たちは、この街でいつも一緒だった。
彼らは時々、街のボスのキング・ベニー(ヴィットリオ・ガスマン)に小遣い稼ぎの仕事をさせてもらっていた。4人の良き相談相手であるボビー神父(ロバート・デ・ニーロ)は、昔は街のチンピラだったが、今では優しい彼らの理解者。67年夏。
彼らの人生は一変する。ホットドッグ屋の屋台を隠そうとした彼らは、運んだ先の地下鉄の入口で手を滑らせて階段から落としてしまい、通りがかった紳士に重傷を負わせてしまう。
ウィルキンソン少年院に収容された彼らを待ち受けていたのは、班長のノークス(ケヴィン・ベーコン)を筆頭とする残忍でサディスティックな看守たちだった。
昼間は見せしめのための暴行を加えられ、夜は看守たちの欲望のはけ口としてレイプされ、性的虐待を受けた4人の少年たちは身も心もズタズタに傷つけられる。
このことは自分たちだけの秘密にすることを決めたが、出所の当日まで暴行と虐待は続いた。
81年。やくざに身を落としたジョン(ロン・エルダード)とトミー(ビリー・クラダップ)はある夜、街で偶然、落ちぶれたノークスを見つけ、その場で射殺してしまう。裁判が始まったが、検察側の担当者は何と、地方検事となっていたマイケル(ブラッド・ピット)だった・・・・
何といっても キャストが豪華
少年時代から成長し 成人となっても続く友情・・・ 男性が憧れそうなノスタルジックなストーリー展開と 過去への報復劇。
女性の目から見ても 4人の繋がりがうらやましくなっちゃいます。たった一人のマドンナ キャロルになりたくなっちゃいました。
ストーリーはシリアスで ショッキングな題材ですが 後味は悪くはありません。