本記事では、『前祝いの法則』(ひすいこたろう・大嶋啓介著/2018年/フォレスト出版)を紹介しています。
「自分の願いを叶えたい!」
「人生を変えたい!」
「予祝って何か知りたい!」
そのようなあなたにおすすめの本となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
『前祝いの法則』とは
本書は、予祝を通して人生に奇跡を起こす予祝本です。
予祝とは、先に願いが叶ったときのように祝福して喜ぶことです。
著者のひすいこたろうさんは、コピーライターや作家、漢字セラピストとして活動。
著書『3秒でハッピーになる名言セラピー』(2005年/ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、ディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞し、ベストセラーになっています。
他にも、『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問』(2012年/ディスカヴァー・トゥエンティワン)や、『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』(2015年/ディスカヴァー・トゥウェンティワン)など、人気作を続々と生み出しています。
『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』については、当ブログでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
また、もう一人の著者、大嶋啓介さんは、居酒屋「てっぺん」の代表取締役。
予祝を取り入れた、てっぺんでの『本気の朝礼』は、日本中で話題となり、数々のメディアに取り上げられ、企業や修学旅行先の中学生・高校生が訪れるほどになっています。
他にも、高校野球のチームにメンタル研修を行っており、そのうちの14校が甲子園出場を果たしています。
(本書奥付より)
『前祝いの法則』おすすめポイント
ここでは、本書のおすすめポイントである、
①ひすいこたろうさん・大嶋啓介さんの経験談
②前向きになれる考え方・ワーク
を紹介します。
①ひすいこたろうさん・大嶋啓介さんの経験談
本書の中では、予祝を活用した事例が多数紹介されています。
ひすいこたろうさんが講演で出会った方、大嶋啓介さんがメンタルトレーニングで出向いた高校野球チーム、自身が経営する居酒屋てっぺんの従業員たち……などなど。
また、本書の冒頭では、羽生結弦さんや長嶋茂雄さんなどの、有名人の例も紹介しています。
事例の1つをここで紹介します。
とある高校野球チームに、長年、甲子園出場を果たせずにいる監督がいました。
選手たちに変わるように指導してきましたが、まず変わるべきなのは自分であると気づき、選手一人ひとりに「感謝の予祝レター」を書きました。
「○○(選手の名前)
投手のリード、肩、打撃、素晴らしい成長でした。
あの右中間3塁打は完璧でした。
優勝は、○○の成長のたまものです。
おめでとう。」
このように、選手一人ひとりの素晴らしい成長、どんな活躍をして甲子園に行けたのか、感謝の言葉を添えて書いたところ、その先取りが7割近くそのまま実現し、甲子園出場を果たしたのです!
どうでしょう、本当に予祝が実現できると、ワクワクする気持ちになり、実際にやってみたくなりませんか?
②前向きになれる考え方・ワーク
奇跡を起こす上で大切なことは、心の状態をプラスに保つことだと、本書では述べられています。
そして、心をプラスに保つ最高の方法は「喜び(予祝)」と「自己受容」と「感謝」のサイクルが循環すること。
いやいや物事に取り組んでいても、心の状態がマイナスなので、奇跡は起きにくいです。
予祝で嬉しい、楽しい気持ちをつくり、ありのままの自分を受け入れ、誰を喜ばせたいのかを考えることが大切になります。
「喜び(予祝)」、「自己受容」、「感謝」のサイクルが習慣になると、何事も面白がり、楽しめるようになり、もうあなたは無敵です。
本書には、「予祝スマイル」「3行予祝日記」、「予祝新聞」など、心をプラスに保ち、予祝を実践するワークが多数紹介されています。
ぜひ、実践してみてくださいね。
『前祝いの法則』まとめ
本書は、予祝を通して楽しい気分をつくり、人生に奇跡を起こす本となっております。
これからの人生、夢を叶えていきたいと考えているあなたにおすすめです。
本書を読めば、きっとあなたも予祝の魅力を理解し、実践してみたくなるはずです。
ぜひ、読んでみてくださいね。