本記事では、『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜー1秒でこの世界が変わる70の答え』(ひすいこたろう/2015年/ディスカヴァー・トゥウェンティワン)を紹介しています。
「嫌なことばかりある」
「毎日つまらない」
「もっと楽しく過ごしたい!」
そのようなあなたにおすすめの本となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』とは
本書は、毎日が楽しくなる「ものの見方」について紹介した、解釈本です。
著者のひすいこたろうさんは、コピーライターや作家、漢字セラピストとして活動。
著書『3秒でハッピーになる名言セラピー』(2005年/ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、ディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞し、ベストセラーになっています。
他にも、『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問』(2012年/ディスカヴァー・トゥエンティワン)や、『前祝いの法則』(大嶋啓介共著/2018年/フォレスト出版)など、人気作を続々と生み出しています。
ぜひ、こちらの本も読んでみてくださいね。
『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』おすすめポイント
ここでは、本作のおすすめポイントである、
①どんな出来事もチャンスに変える!解釈
②ネガティブな感情との上手な付き合い方
を紹介します。
①どんな出来事もチャンスに変える!解釈
本書は、がっかりするときやイライラするときなど、困ったことが起きたとき、どう解釈するかについて解説しています。
ひすいこたろうさんの手にかかれば、どんな嫌なことも明るい解釈ができるようになりますよ。
例えば、「今日は雨で憂うつ……」というとき。
ひすいこたろうさんは、次のような解釈をしています。
でも、その日は、お米にとっても、農家さんにとっても、最高の恵みがもたらされるときなんです。
(中略)
この世界に、「いい天気」という定義はない。
いい天気にするかどうかは、あなたが決めればいい。
『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』(ひすいこたろう著)
雨の日でも、「農家さんが喜んでくれるいい日だな~」と思えるようになりそうですね!
「他人の目が気になっちゃう」というときは、
他人がどう思っているかを勝手に一人で想像するのはやめようって思いました。
だってどんなに想像したところで、たぶんそれは、外れているから。
他人の目が気になったときや、人前で緊張したときは、「相手が自分をどう思っているか」を想像するのではなく、「自分が相手をどう思っているか」に切り替えるのがおすすめです。
すると周りに左右されにくくなってきます。
『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』(ひすいこたろう著)
どんなに相手が自分をどう思っているか考えていても、きっと外れているなら、考えるだけ無駄ですよね。
このように、ひすいこたろうさんは、どのようなことでも明るくポジティブに捉えています。
本書では、説明の中でひすいこたろうさん自身や周囲の方々の経験談も交えているため、解釈の考え方に説得力があります。
わたしも、本書を通して「こんな考え方があるのか!」と自分では考えもつかなかった解釈と出会えました。
あなたも、ひすいこたろうさんの解釈を受けて、今までの思い込みをポジティブに捉えなおしてみてはいかがでしょうか。
②ネガティブな感情との上手な付き合い方
本書では、各章の中に『ネガティブな感情との上手な付き合い方』という項があります。
ポジティブに考えられないとき、どのようにしてネガティブな感情と付き合っていくか、4回に分けて解説しています。
ひすいこたろうさんがこの項たちの中で大切にしている考え方が、「Take a bird's-eye view of your life」-つまり空
飛ぶ鳥の目のように、自分を眺めて客観視するというものです。
自分の感情を、まるで他人を見るように眺めて、その感情に寄り添う。
無理にその気持ちを否定せずに、受け入れることが、ネガティブな感情と付き合っていく第一歩だと、ひすいこたろうさんは言います。
自分を客観視して、見えてきた感情、思い込み、価値観、それらすべてを受け止めることが大事なのです。
『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ』まとめ
以上のように、本書はひすいこたろうさん流に、明るく解釈できるようになる本です。
今の生活に不満がある方、毎日がつまらないと思う方に、大変おすすめです。
本書を読めば、あなたの「ものの見方」も変わり、日常が楽しくなること間違いありません!
ぜひ、読んでみてくださいね。