■6月29日(金)■

昨日から続く微熱で体がだるい状態。

この微熱、結局2週間近く(退院してからも数日)引くことはありませんでした。

 

この日も看護師さんに助けてもらいながら朝食を摂り、 ようやく左腕に埋め込まれていた点滴用針も抜けることに。

寝返りを打つときやベッドから起き上がる時など、腕に力を入れるとどうしてもそこに痛みが生じていたので、これでもっと自由に動けるようになりました。

 

午後からのリハビリでは車椅子に乗ってリハビリ室へ。

平行棒を使って立つ、平行棒から手を放して立つ、平行棒を支えに歩く・・・

どれもが思い描いてるようにはいかないことに愕然としました。

動くと腰に痛みが走り、立とうとしても左脚に上手く力が入らないのです。

 

主治医からも 「あとは動くのみ」 と言われていたので、この日の夕食後はリハビリを兼ねてしばらく自力でベッドに腰を掛けて、座って時間を過ごしてみました。

前日までぜんぜん座れなかったのが、15分ぐらいは座っていられたかと思います。

この日からようやくテレビやスマホを見る元気が出てきて、だんだんと調子も上向いていったように思います。

■6月28日(木)■

夜中に何度もナースコールで看護師さんに来てもらい、体勢を変えたり吸い口に水を入れてもらったりしながら朝を迎えました(人工呼吸用の管の影響か喉が痛く、また、食べられないためか水分を異様に欲していました)。

 

朝の主治医の回診で、「大丈夫でしょう」と言われ、急に血を抜く管 : ドレーンを抜くことになりました。

本当に唐突です・・・

どうにか手助けてしてもらいながらうつ伏せになり、あれよあれよ言う間にドレーンが抜かれました。抜かれた感覚もあったかなかったか。「(ドレーンが抜けた穴を)ひと針縫うからチクっと痛いよ」 と言われ、ホッチキスのような器具からバシッと衝撃が走りました。

併せてお昼前には導尿管も取れ動き易くはなったのですが、ドレーンが外れれば腰の痛みも軽減するだろうと思っていたのがあまり軽減されず、だんだんと腰全体の痛みから痛い箇所がはっきりしてきたように思います。

 

午後からリハビリの先生が来られ、今日からリハビリ開始に。

とは言え、どうにかこうにかベッドに腰掛けるような状態になっただけで貧血を起こしてしまいました。

これまでベッドで少しでも上体を上げると腰に痛みが走っていたこともあり、ずっとフラットなまま生活してきた事と食事がまともに取れていないことがいけなかったようです。

また腰にも左脚にも力が入らず、少しの動きで左腰に激痛が走るような状態でしたが、

この日から、要介護補助付きで車椅子で室内の移動とお手洗いまでは許可がおりました。

これで自分でお手洗いができる事にホッとしました。

 

少し動けるようになったからか、食事もこの辺りからだんだんと食べられるようになったように思います。

ただ、体力的にも気力的にも、テレビもスマートフォンもまだ見る元気はありませんでした。

■6月27日(水)■

何度目の目覚めだったでしょうか。 

ブラインドから漏れてきた朝日が私の顔を直撃した事で朝が来たことが分かりましたが、 看護師さんに何時か聞いたところ、それでも5時にもなっていない時間でした。

体温測定と血圧測定後、右腕を締め付けていた血圧計が外れました。

 

水分を摂るように言われ、吸い飲み(吸い口とも言いますね)でお水を看護師さんにもらい、またずっと動けない動かないままの身体が酷く痛くなったため看護師さんに体勢を変えてもらったり、体を拭いてもらいパジャマを変えてもらったり。

この日の朝食からしっかり食事が提供されたのですが、もちろん自分で食べられるはずもなく気力も食欲もなく、看護師さんに食べさせてもらいながらパン一口とデザートのオレンジのみを食べました。オレンジの甘さが身体に染込んでいき、とても美味しかったです。

 

その後も自分で動けるようになるまで看護師さんに何度も色々助けてもらいました。

 「お仕事ですから」 「慣れてますから大丈夫ですよ」 と看護師さんたちは言われていましたが、本当に重労働で気を遣う大変なお仕事に従事されている皆さんに 感謝と尊敬を覚えました。

 

食事後は主治医の先生や麻酔医の先生などが入れ替わり立ち代わり様子を見に来てくれました。

朝から片頭痛がしており麻酔医に相談したところ、痛み止めの薬が血流をよくする作用があり片頭痛を抑える薬と逆の効果があるらしく、術後の体調や寝不足に加え薬の影響だろうと言われました。

もし、頭痛持ち特に片頭痛持ちが手術をする場合は、術後に片頭痛が起きるかもしれないことを想定していたほうが良いかもしれません。 結局片頭痛は3日ぐらい続きました。

 

10時半ごろ、ICUから病室へ移動となりました。

ICU用のベッドから病室のベッドへまず移動してから病室へと運ばれたのですが、 ICUのベッドから病室のベッドに移動した途端に腰の痛みが悪化。 一瞬焦りましたがそもそもICUと病室のベッドの作りが違うそうでICUは柔らかいウォーターベッドのような作りのベッドで手術跡への圧などが軽減される仕様だったようです。

 

病室に戻ってからは家族も来てくれていました。

朝食に続き、昼食・夕食もしっかり提供されましたがほとんど何も食べられず(食べる気力がなく)、水とアクエリアスを何度も何度も口にしていました。

どうにか腕だけを伸ばし、それらが入った吸い口を手に取ることができるようになったのは助かりました。

 

点滴用の針が入った左腕の痛みと腰がなにしろ痛く、でもなるべく寝返りをうつなど動くように指導され看護師さんの手を借りながら少しでも痛みが少ない体勢を探りながら右を向いたり左を向いたりしていました。

 

痛みと身体のだるさから始終ぼーっとしてたように思います。

病室に戻ってきてから、記憶があまりない日です。