大親友が世を去って
11年目に突入した
…そうな。
いろいろ、あって
ホントに、いろいろ
あり過ぎて
気づけば
今まで、何もすることが
出来なかった。
でも、ふと
墓前にて、手合わせだけでも
したくなり
妹さんの協力を得て
数人の友人たちと
行って来た。
命日は、少し過ぎてしまったけれど
多過ぎない花を
花立に入れて
線香を置き
感謝の気持ちを伝えてみる。
初めて知った戒名に
彼女らしいな、と思いつつ
ホントに死んじゃったんだな、と
酷な現実を見せられた。
たまには、私の夢の中にも
出て来てよ、なんて言ってみるも
夫だってご無沙汰なのだから
無理難題は、申すまい。
また来年
行ってみよう、みんなで。
彼女の思い出話も
亡くなったことで、明らかになった
リアルな苦労話も
尽きることはなかった。
互いに
良き理解者だったので
相棒を失った現状に
初めて大きな痛みを感じてる。
時は、かなり過ぎたけど。
でも、涙なんて
出ないもんだね。
本当に、辛すぎるから。
墓参の後は
すっかり冷えた体で
ファミレスに移動。
ランチをし
食後のデザートをいただく。
暖かい店内では
ひとくちの冷菓が体に沁みる。
女性4人のおしゃべりは
2時間なんて
あっという間だった。