(今回の記事に出てくる神社の御神木さんの鳥居⛩キラッとした光が綺麗で、眺めて癒されております照れ)


こんにちはニコニコ
いつも温かな応援を頂いて、本当にありがとうございます。
とても嬉しく、励みになりますニコニコ飛び出すハート


先日、友達と神社参拝に行ったときに不思議な体験があったので、そのことを綴ってみます指差し


関東にいる友人Aちゃんが北陸に来ていたので、いろんな神社を一緒に巡っておりました(*´ω`*)

その神社巡礼?の最後に、たまたま、福ちゃん(座敷わらし)のお里の神社に立ち寄りました。
(今回は、神社名などは記載せずにいきます)

私自身も月に2~3回は伺う場所ですが、ここはとにかく境内が賑やか!デレデレキラキラ

3本の御神木にはそれぞれ樹木のご眷属(人の姿をしてる存在も)がおり、
境内にある池には龍神さん龍がおり、
拝殿の上には時たま天狗さんがいる。。。。

熊野系列の神社で、御祭神は
伊弉冉(いざなみ)様と、櫛御気野命(=素戔嗚)様。
他にも、摂社に金山彦神様、少彦名神様、天照大神様がいらっしゃいますニコニコ

御参りを終え、Aちゃんが「御朱印を頂きたい」とのことで、2人で宮司さん宅を訪れました。
(こちらの神社では、宮司さんのお宅で御朱印対応などしてくださっています)

宮司さんは、とても高齢ですがお話するのが大好きな方。
私も参拝中にお会いして、2時間超えのお話になったことが数回ありますウインク

このときも、御朱印対応から絵のお話になり、そこからさらに話が広がっていきますキョロキョロ

――と、そんな和やかな雰囲気を楽しんでいる最中(さなか)、不意に、背後から大きな手のひらで頭をポンと叩かれました。

私の頭を叩くときに、人差し指の爪先の半分ほどの面積で事足りるので、けっこう大きな手のひらですびっくりハッ

さらに、ポンポンと叩かれつつ、

襟元(うなじ付近)をクイクイと引っ張られます。
そして、濃い抹茶にお線香が混ざったような渋めの香りがふんわりと鼻先を掠めました。

この香りは、おそらくご本殿にいる神様……!!( ゚д゚)ハッ!

(はーい、何かご用ですか?)
めん

めん???(・д・。)??

(めん、って何ですか?)

尋ねると、頭の中にぼんやりと"お面"の映像が浮かんできました。

掠れた朱色に、黒々とした艶のある墨色…… その2色が脳内のあちこちに浮かびます。
そして、お面の鼻が普通よりちょっこり長いような感覚を受けました。

(朱色と黒と長い鼻……天狗??  天狗のお面ですか?)
人の子が見れば、それに近いか
(そのお面が、どうしたんですか?)
出して欲しい
(それは、今、宮司さんに伝えろってことですか?)
それ以外にあるか
(今日はAちゃんもいるので、待たせてしまうのは気が引けます。明日改めて私一人で伺って宮司さんにお伝えしても良いですか?)
今、言え

えーーっ(´°д°`)

おお、あの面か』←神社にいる龍神さま
長らく見ておりませんね』←御神木の精霊さん
はな、言ってみて! この子(=宮司さん)はちゃーんと覚えてるよ!』←福ちゃん

ご年配の宮司さんを"この子"呼び……( ºωº ;)
福ちゃん、どーんーだーけー……:(´ºωº`):
((震え慄くIKKOさん風に))

(うーん、大丈夫かなぁ……( ´ㅁ` ;) 急にお面の話して、全然違ってたら嫌だしなぁ(´・ω・`))
はよ言えプンプン』←語気を強めるご祭神
(ひぃっ((( ;゚Д゚))))

神様方の圧に負けチーン、お話中の宮司さんに断りを入れた上で、

あの、こちらの神社にお面ってありますか

と聞いてみました。

宮司さんはわずかに逡巡したあとで、「ありますよ。でも、(あなたが言ってるのは)どんな面かな。黒い?赤い?」と仰いました。

えっと、赤? 鼻が長い感じで、天狗みたいな……
ああ。それなら、僕の親父が作った面かな。大きいやつでしょう?
大きさまでは、分からないんですが。天狗みたいな面立ちで、いっとき拝殿の中かどこか――神様達から見える場所に飾ってあったらしいんです

再び、わずかに逡巡した宮司さんが「……ああ。たしかに飾ってたな」と呟きました。
でも、あなた、その面の話を誰に聞いたの。もう長いこと表には出していないよ
あの、たぶんですけど、こちらの神社のご祭神さまが教えてくださってます。"自分の姿を彫ってくれたものだ"、と仰ってます。おそらくご祭神のなかの素戔嗚様を模していると思います
そうそう、親父も素戔嗚の姿を彫ってる。たしかに、それが、あなたの言ってる天狗のお面だわ
神様達が、そのお面をもう一度見たいそうです
へえニコ
自分達……おそらく、ご神鏡と向き合う形で、そのお面を本殿内に飾って欲しいそうです

神様のメッセージをそのまま伝えていくと、宮司さんが次のように話してくださいました。

昔、宮司さんのお父さん(=先代の宮司さん)が、地元の彫り師に頼んで、御祭神の素戔嗚尊の姿(おそらく表情)を象ったお面を作ってもらった。

その先代の宮司さんの時代には、そのお面は拝殿内に飾ってあった。
ところが、そのお面があまりにも怖い表情をしているので、参拝に来た子ども達が怖がってしまい、仕方なくお面は蔵の中に仕舞った。
それ以来、お面は長い間ずっと外に出していない。

――その話を聞きながら、ずっと繋がったままのご祭神に
(このお話のお面で本当に合ってますか?)
と念押しで確認します。
相違ない(=間違いない)

とのことだったので、こちらのお面の取り扱いについて、ご祭神からの希望を宮司さんに伝えていきます。

あの、神様がお面をまた人の子にも見せて欲しいそうです
え?
なので、例えばお面を出す日を決めて、午前中はずっとお面を神様達に向けて飾る。それで、午後からは人の子に見えるように、外に向けて飾る。そういうことは出来ますか?
うーん。でも、子どもらが怖がって片付けたものだし……
たとえばですけど、年に1回の例大祭の日など、お面を出す日を先に決めておいて、その日に"表情の怖いお面が飾られる"ということを、数日前からポスターなどでご案内するのはどうでしょうか。そうすれば子ども達のほうでその日は神社に来ないとか、怖くても見にくるとか自分達で考えて選べると思います
ああ、なるほどね

神様のほうは、子ども達が怖がることを懸念して宮司さん側がお面をお蔵に仕舞われたことを理解されて、納得はされていたようでした。

どのくらいの期間、そのお面がお蔵に仕舞われていて、

なぜ、今このタイミングでお面の話を宮司さんに伝えて欲しいのかという神様の意図は私には分かりません。

それでも、宮司さんの心の中には、また別の思いもあったようでした。

あのお面、僕が死ぬまでにどうにかせんといかんなぁと思っとったんだよ。いつも、頭の片隅にあって。だから、今その話を聞けたのは良かった

人の子も、姿見(=鏡)で自らの姿を見るであろう。それと同じ。我も、また見とうなった。真心がこめられている、あの面を見とうなった』←素戔嗚さま(と思われる神様の声)

元より、この社(=神社)の役目は魔祓いである。あの面には魔を祓う神力(ちから)が強うある。だからこそ、今一度あの面を外に出し、人の子の目にも触れさせ、この社が果たすべき役目を果たさねばならん』←金山彦さま(と思われる神様の声)

あの面は、この地にとっても良き護りとなる』←神社の龍神さん

福ちゃんもまた見たーい!爆笑ラブラブ』←福ちゃん

宮司さんと、神様達それぞれの想いが伝わってきました。

宮司さんとのそのあとのやり取りで、

そうしたら、6月の夏越しの祓のときに出そうか。また息子(=神職)の意見も聞かないといけないので、今すぐ決定は出来ないけど
あの、お面を飾るときはパイプ椅子などを出して頂いて、そこに風呂敷みたいな紫の布を敷いて、その上にお面を乗せて飾るのが良い、ということをどなたかが仰ってます。(お面を)日に当てすぎないように、(飾る)場所には気をつけろとか
なんかねぇ、今あなたに色々言ってるの、もしかしてうちの親父じゃないかな?ニヤリ  昔から、細かいこと言う人だったもんでニヤリ 神様だけじゃなく、親父も来とるんかなにっこり

え?まさかの先代の宮司さま!?びっくり!?

神様か、先代の宮司さんかは存じませんが、たしかに色々と注文が多い爆笑

お話がそこで終わりそうだったので、ずっとそばで話を聞いてくれていたAちゃんに「遅くなって、ごめんね」と耳打ちすると、
優しい彼女は「ううん、全然大丈夫ニコニコ」とにっこり笑ってくれましたラブ
(でも、時間かかり過ぎて本当にごめんでした! これを見てくれたときに、伝わりますようにお願い)

(神社の御神木さんニコニコ)


では、御朱印も頂いて、神様のメッセージも伝えられたのでそろそろお暇(いとま)しようと思った矢先――

良かったら、そのお面を見ていきなさい。せっかくの機会だから、久々に出してみよう

と、宮司さんからまさかのご提案ポーンポーンポーン

Aちゃんと顔を見合わせてる間に、宮司さんは「ちょっと蔵の鍵を取ってくる」と言ってスタスタ家の中へびっくり

そのまま、境内にある蔵を開ける流れとなりました。

宮司さんが蔵を開け、中に入っていきます。

Aちゃんと私が蔵の外で待っていると、ふと拝殿の方からゾロゾロと動く気配が……

「ん?」と思って振り向くと、龍神さん達や御神木の精霊さん達、さらには本殿から豪奢な召し物を身にまとった50代ほどの男性がのしのしっと大股で出て来て、みんなで蔵の方にやってきます。

( ゚∀゚)・∵ブハッ! ←ちょっと吹いた笑い泣き

面が見れるかキョロキョロ
随分と久しいな爆笑
これは、楽(たの)しゅうございますねニコニコ

神様達がそこまで見れるのを心待ちにしている面って、どんなものだろう?

と、思っていたのですが、なぜかお面がお蔵の中に見当たらずガーン

私の隣で神様達が『そこだ』『なぜ、そこを見んのだ』『ああ惜しい……』『ほら、あるぞ』と口々に指示を飛ばしてくれるのですが、高齢の宮司さんお一人だけでは探し当てることが叶わず悲しいアセアセ

10分近く探してくださったのですが、

また、息子が帰ってきたら聞いてみるか

ということになりました。

宮司さんご自身は見つけられずに残念そうなのですが、なぜか、神様達は見つからなくてもみんなニッコニコ(o^ー^o)

きっと、近いうちにお面が飾られることをわかっているからこその余裕なのかなと、こっそり私は思いましたニコニコ

来月のお朔(ついたち)にこちらの神社に伺う予定なので、そのときにまた宮司さんにもお話が聞けるかも……と思っております。
無事に、お面が見つかっていますようにクローバー


(こちらの神社の宮司さん、毎月、お手水を可愛らしく飾り付けてくださっています照れ)


今回のこの体験を通して、改めて神様達は『自分のためにと人の子が心を込めて作ったものを大切に思う』のだな、ということが伝わってきましたニコニコ

↑ 以前に書いた記事では、市杵島姫さまも、ご自身のために作られた手作りの竹飾り?を、何十年経ってもずっと"愛おしい記憶"として心の中に留めておられたことも綴っていましたニコニコ

こうした姿を見ていると、ご神仏達はいつも人とともに生きているんだなと感じます。

手作りのものを喜び、
人の子の世の流れを粛々と受け止め、
どんな時も変わらずに、人や自然に寄り添っていてくれる。

神社によく伺われる方がいらっしゃれば、こうした神様の姿にも想いを馳せつつ、愛情をたっぷりこめて想いを伝え、ゆっくりと向き合われてみて下さいましたら幸いですピンク薔薇


それでは、今日もここまでご覧くださって本当にありがとうございます爆笑飛び出すハート

今週は春の陽気に恵まれそうで、ぽかぽか暖かな日が続くとのことぽってりフラワー
みなさまも、気温差にお気をつけてどうぞ和やかに笑顔溢れる日々でありますように(*'▽'*)