年々
今いる場所とは別に
絶対的なぬくもりを感じられる
故郷があるということに
感謝の念が増している。

今回の広島&大分も
そんなことに
気づかされた帰省だった




2日の早朝、
まだ暗い中
まるで夜逃げをするかのように(笑)、
大きい荷物を抱えて
夫婦2人で足早に向かったのは、
羽田空港。



羽田発大分便は
気流が悪いなか飛ぶとの事で、
今まで乗ったなかで
いちばんの低空飛行。


そのおかげで、、、


すっごい近くに
世にも見事な
Mt.富士が!!!

オモイをカタチに-1
す、すごくない?


CAさんにも
「今まででこんなに近くを飛んだのは
 初めてですよー。」
と言われていたくらい~。



そんな幸先のよい
旅の始まり。




2年ぶりに訪れる
旦那くんの実家大分では、
たった2日間だったけど、
のんびりできた。


オモイをカタチに-4 川岸を歩いたり、

オモイをカタチに-5 今年2回目の初詣に行ったり。



そして何より、
本当に申し訳ないくらい
お世話になりっぱなしで、


代わりに自分はこの人たちの
何かお役に立てているだろうか?
そんな風に
わが身を振り返ったりした。


お義母さんと別れるとき、
何だか胸がギュンってなったワ。







その後は一路
私の実家=広島へ。


まず尊敬する
91歳と83歳の祖父母 の家に行ったのだけど、


「おい華子、
 頑張っとるかーーー?

 改良に改良を重ねて、
 華子にしか出来んことをやっていきんさいよ。

 浸透するまでに時間はかかるけど
 果敢にやっていかんとダメでーーー!」


と85歳まで仕事をしていた祖父に
渇を入れられ、


「は、ハイ!」


と言うしかなかった私。


ホントに、
私よりもパワーのある祖父である。




その夜は
両親、姉夫婦との食事。

オモイをカタチに-6
母お手製のローストポーク。


母は私ではなく旦那くんに向かって
レシピを伝授していた(笑)。おいおいーーー。



両親も
姉夫婦も
そりゃあそりゃあ
よく喋るので
楽しい宴。


当たり前のようで
当たり前ではない
この幸せに
感謝感謝である。






そして、
大分の家族にしても
広島の家族にしても

もっと近くにいたら、
もっと頻繁に会えて
支えあってゆけるのにナ。
と思ったりもするけれど、


もう少し、
こちらで
私なりに頑張ってみようと、
心の中で
小さく決心する。



お正月やお盆に
故郷に帰省すると、
ご先祖様から、


わざわざ故郷を捨てて、
東京に行っているのだから、
それなりに志を持って生きなさいと


少しだけ渇を入れられているような気がしてならない。



この東京の空の下、
ご先祖様、
家族に
恥ずかしくない生き方、

しないとね。