墨をするための水の量が最近の課題。
先月は少なすぎ、書いている途中で足らなくなり、慌ててすり直したんですが、今月は濃さも墨の量もちょうど良い具合でした。
お写経を始めて今回で91巻目になりました。
ここまで長いようで、ついに今年で百巻の大台にのることになります。
コツコツと積み上げてきたなぁ~と思いますが、それまでに色んな気づきがありました。
無という字は何もない、という意味にもかかわらず、字画が多いこと。
初めは字のバランスが難しいと感じたものの、今は書くのに困らなくなったこと。
筆遣い(止め、はね、はらう)が自分の書きたいように書けるようになってきたこと。
→何事も鍛練あるのみなのでしょう。
書いている間、様々なことをつい、考えてしまうんですが、意識がそちらに向きすぎる、つまり集中力を欠くことで、字に乱れが必ず出ること。
一応、節目としては108巻なのですが、これからも続けられる限り、続けていきたいと強く思っております。