ポジティブ先生に励まされた後、鼻の組織検査のためもう一度マスク先生の元に向かいます。


今までに何度か耳の組織検査は受けていたハル。耳の組織検査は、チューブから飛び出た肉芽組織をカットして調べるものだったので、切り取る時に「パチン」と音がする程度で無麻酔でできるくらいなんです。なのでここでも私の悪い癖が…100%の油断です


組織検査の説明を聞き、同意書をマスク先生と一緒に読み…


鼻の穴の中に、スプレー式の麻酔をしてもらい、麻酔のガーゼを詰めて


最初に右側の鼻に麻酔をしましたが、「間違えた、左だった」と左にも麻酔をし


どこからともなく出てきた看護師さんがハルの頭を固定した瞬間、マスク先生が鼻の中をゴリゴリ削り始めました!(感覚的には小刀で消しゴムを削ってるような感覚ですが、実際にどんな道具を使ってたかとかは目をつぶっていたのでわかりませんでした)。もちろん鼻からはポタポタというよりびしゃびしゃ出血…


一度ゴリゴリと削った組織のサイズを見て、マスク先生、「だめだ、小さすぎた、やり直しだ」


「…ハイ?」と耳を疑った瞬間、そこまで助手として動いていた女性の先生(可愛らしい優しい先生です。ここでしか登場しないので名前はつけません)が、ハルの右手を取りぎゅっと握りました。そしてまたもやゴリゴリゴリ!!



止血で鼻に綿球をたくさん詰められ、「鼻をかまない、トイレでいきまない、部屋に戻ったら安静に」と言われ、部屋に戻りました


しかし、本当の悪夢はここからでした…