2017年8月ダブリン(6) ダブリン街歩き | お家と旅の徒然日記

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小さい頃に両親が買った建売住宅を、2011年に建て替えました。独身で住宅ローン持ちとなりましたが、年に2・3回の旅行をしつつ、のんびり楽しく生活してます。数年後には黒柴ワンコを迎えたい・・・。

ダブリン2日め。朝ご飯を食べた後、街へと繰り出します。移動はバス。ダブリンには地下鉄ありません(首都なのに!)。電車も、郊外を走るDARTという電車以外は、LUASという路面電車が2路線のみ。しかも、このLUAS、2路線をつなぐ乗換駅はなくって、乗り換えに徒歩15分くらいかかるという・・・(かなり前からLUASはあったけど、今ようやく、2路線をつなぐために延線工事をしているみたい)。なので、市民の移動はもっぱらバスです(もしくは歩き)。

 

郊外のバス停、こんな感じ。ここは屋根があるけど、小さいバス停だと屋根なしでバス停1本、時刻表もなかったりします。中心地だと、あと何分でバスが来るよ~、なんていう電光掲示板があったりします。

 

 

バス停の時刻表が曲者。これ、このバス停をこの時間に出発しますっていう時刻表ではないんです。始発のバス停を出発する時間が書いてあります。なので、自分が乗るバス停が、始発のバス停からどのくらいかかるかを把握しておいて、その時間を目安にバス停で待っていないといけないという・・・。始発のバス停から8分くらいのバス停が最寄りだったら、その時の道路事情により、5分で来るかもしれないし、10分かかるかもしれないし。だから、5分で来ちゃうことを想定して、早めに来て待っていないといけない。なんて不便!

 

 

ちなみに、英語の下に書いてある言語は、ゲール語です。アイルランドの第1公用語は一応ゲール語(アイルランド語)なので、公共の看板とかは2か国語表記です。でも、アイルランド人でも、今はゲール語は学校でちょこっと習うくらいで、日常的に話せる人は少ないらしい。国民が使用しているのは、第2公用語の方の英語です。

 

あ、 バスが来ましたー。イギリスと同じで、ほとんどのバスが2階建てです。料金は、乗った時に行先あるいは金額を告げて支払うタイプ。

 

 

2階建てバスって景色が良くって楽しい。街路樹が、バスの高さで枝が切られているんだけど、ちゃんと、街路樹を剪定するためのバスっていうのがあるらしい。

 

 

30分ほどで中心地に到着。これは、聖パトリック大聖堂。アイルランド全体で最大の教会です。アイルランドは国民の85%以上がローマ・カトリック教徒の国だけど(以前は、法律で離婚が認められなかったほど)、この聖パトリック大聖堂はプロテスタント(アイルランド国教会)の管轄で、カトリックの教会ではありません。1713年から1745年までは、「ガリバー旅行記」の作者であるジョナサン・スウィフトがこの大聖堂の首席司祭でした。彼のお墓も、大聖堂内にあります。

 

 

以前はタダで見学できたと思うのだけど・・・、入場料がかかるようになっていたので、内部は見学せず。15年くらい前に見たしねー。でも、観光客がいっぱいでびっくりしました。

 

 

お庭も綺麗。正面の建物は、大聖堂とは全然関係ない、違う敷地の建物だけど(音楽学校だったかな)。

 

なんとなんと、以前はなかったラデュレが、ダブリンにできていましたよー。びっくり。

 

 

ラデュレのショーウィンドウ、かわいいですよね。

 

 

値段チェックで中を覗いたら、マカロンは1個2ユーロでした。パリと同じ値段なのか、少し割高なのか、どっちだろう? パリのラデュレ、昔はマカロン1個1.2ユーロくらいだったのに、行くたびに値上がりしていて、最後の記憶だと1個1.8ユーロくらいだったような・・・。

 

朝ご飯食べてきたのに、ちょっと小腹が空いたということでドーナツ屋さんに。ドーナツ屋さんもダブリン、いっぱいできてました。ここはドイツ系なのかしら?

 

 

店内、こんな感じ。

 

 

カップが大きいです。おまけで小さいドーナツくれました。

 

 

この後は、午後から仕事の姉と別れて、夕方までは一人で街歩きです。ここはねえ、ダブリンの南、ウィックロウにある、アイルランドで最も美しい庭園といわれるパワーズコートを所有していた、その名もパワーズコート子爵のタウンハウスだった建物です。それが今は、ちょっとしたショッピングモールになってます。

 

 

玄関を入ると、昔の面影が。

 

 

中庭をぐるっと囲むように建てられたお屋敷で、今はその中庭がこんな風にレストランになってます。中庭を囲んだ建物の中に、いろいろお店が入ってます。

 

 

こちらは、ダブリンのデパート、BROWN THOMAS。普通にブランド店や化粧品とかが入ってます。

 

 

ダブリンは、町中でも高層ビルがなくって、高くてもせいぜい4・5階建ての建物しかないので、空が広いですよー。海が近いので、カラスの代わりにカモメが暗躍しています(笑)。公園でフィッシュアンドチップスなんて食べていようものなら、カモメに狙われるという・・・。

 

訪れたのは8月ですが、最高気温は20℃行くか行かないかくらい? 町を歩く人々の服装も様々で・・・、ノースリーブの人がいるかと思えば、ライトダウン来ている人もいたり! 私は、上は七分袖に厚めのフリース(それでもちょっと寒いときは中にコットンの長袖カーディガン)、下はスカートに40デニールタイツって服装で十分でした。8月は、もうこちらはすっかり秋です。