みなさん、こんにちは
一昨日は台風で休園になったため
今週はお休みだらけで
運動会の練習でストレス溜めていた
長男いっぽんは
激しく息を吹き返しています
お子さま大丈夫ですか
先週、私は園ボランティアの仕事があり、
練習の様子を見たり、
加配の先生とのやりとりを見たりしていると
どうも関係がうまくいっておらず
いっぽんは大荒れ
家に帰ってからは
幼稚園行きたくない先生嫌い
と、人の事を嫌いなんて言ったことのない
いっぽんが言い出しました
これはちょっと話し合いが必要かも
と、園長に電話でまず相談し、
翌日、担任、加配、園長と私の
四者面談の機会を設けて頂きました
日頃から、担任や園長とは密に話はしていたものの
加配の先生とは話す機会がなくて
さらに支援1年目ということで
仕方ないかな、と否定、注意多めな関わりについても
私がいる時は、気持ちを切り替えるいっぽんのポイントを伝えてみたり
本を読んでみて下さいと渡したものの
あまり変化がなく…
運動会の練習がはじまり
いっぽんとの距離感は広がる一方。
いっぽんだけでなく先生もしんどそう
誤解のないように言っておきますが
決して悪い先生ではないんですよ
園は、いっぽんを集団の中で
他の子たちとの関係を持ちながらすごしてほしい
という願いがあります。
ただ、現状は
集団の中に入れない
動きを合わせたり、待ったりという
運動会には必要不可欠な
とても苦手なプログラムが一日中続くことあり
せめぎ合いでのストレスは相当なものだと
簡単に想像できました
部分的に参加することもOK
と園は言ってくれているけど、
そのための適切な支援ができておらず
反抗的ないっぽんに振り回されている状況でした。
調子がいい時は、
出来る事も多いけど
そこを基準に本人の出来る事を設定しているので
常に高いハードルを越え続けなければならず
嫌気が差して、反抗的になっているようにも見えました
話し合いの日に、園に着くと
園長に呼ばれました。
「いっぽんがお友だちの水筒を投げて壊しちゃいました」と。
とにかく、相手の子とお母さんには
二人で一生懸命謝りました。
本当に申し訳ないです
あとで状況を先生に聞くと
何の前触れもなく、突然のことだったと。
どうも衝動行動のようでした。
年長になってからは収まっていた衝動行動。
これは完全にSOSだと思いました
こういう時こそ園と家庭で一致団結
一緒に子育てするチームメイト
話し合いも、ただ話していては
目的や目標を見失うこともあるので
資料を作りました
そして表紙には
みんなで育てるイメージの写真と
本人中心ということで
いっぽんの写真を合成して
☆チームいっぽん☆
<資料の内容>
・いっぽんの好きな事
・苦手な事
・運動会の練習への本人の想いを聞き取りした内容
・感覚過敏を伝える説明とこの動画も見て頂きました。
・連携しているぷるすあるはさんの子ども情報ステーションから
それから以前にこのブログでも
猛烈プッシュした『気になる子の本当の発達支援』
も併せて紹介して、
子どもの問題行動の裏に隠れている
「困り」についてお話しました。
気になる子の本当の発達支援 [ 市川奈緒子 ] |
集団に入るためのスモールステップの支援。
これまでもいっぽんが過ごしやすいようにと
先生方で絵カードを作ってくれたりしていました
ちょっと話はそれますが
宝塚の公立幼稚園、
子どもの自主性を育てて寄り添ってくれる
理想の園だと、胸を張ってオススメできます
今回も、すぐに話し合いの場を設定してくれました
それからお友だちとの関係が
良いこと、先生がそういうクラス作りをして
くださっていることも素敵ポイントです
話は戻って…
歌やダンスはマルチタスクになるので、
いっぽんは、どうしてもみんなよりも時間がかかります。
そもそも興味がないものはできません
園長から質問がありました。
「年長になるとグループに分かれて
話し合いをする機会も多いしテンポも速いけど、
そういう時にはどうしたらいい」
私はの答えは、
「同じことをグループでできることは理想的だけど、
出来ないからこそ支援が必要なわけです。
全部じゃなくても、ここだけは参加できるというポイントを作ってもらいたいです。
それでもどうしても本人がやりたくないときに、
無理強いしてグループに入れてしまった場合、
幼稚園に行けないということになりかねないので、
そこは見守ってもらいたいです」
幼稚園では、集団になかなか入れなくても
幸いにも、家ではのびのびと歌えるところを
楽しく歌ったり、踊ったりしています
だから、家庭ででも取り組めるように
楽譜をもらったり、ダンスを録画させてもらうことを
提案してみました
そしてさっそく翌日、運動会で歌う歌と
太鼓の楽譜をいただきました
先生方も限られた時間の中で
クラスのこと、園のことをしています。
今回は特に、先生方のいっぽんへの負担感が
少しでもシェアできたらいいなぁと思っていました。
臨機応変必要に応じて
家庭でできることは家庭でもフォローして、
お互いチームとして
いっぽんの育ちを応援できるといいな
と私は考えています
先生方も試行錯誤しながら
発達障がい児の保育をしています。
先生方は幼児教育のプロではあるけど、
特別支援のプロではありません。
考え方の違いもでてきます。
先生方の保育感や
クラスでの様子や
困りへの具体的な対処法と評価も
聞きながら、
園ですること、家庭ですること
それぞれができる支援を
資料や本を使ってお話したり
提案してみたりしました。
全体としては、
いいところをしっかり受け止めて伸ばし、
苦手を絵カードや
ポイントだけでも参加できる形にして
楽しい気持ちで臨めるように
していきましょう、ということでまとまりました。
みなさんの先生方もきっと
子どもの健やかな育ちを
大切に考えてくれているはずです
本人の困りや必要な支援を丁寧にお話しして、
目標をすり合わせ、手段を相談協力して
同じ方向を向いて子育てしていけたら
強力なチームになりますよね
きっとこれからも
細かいすれ違いはあるでしょう。
だからこそこれからも
私は先生たちと細かくホウレンソウ(報告連絡相談)して
より良いチームにしていきたいと思っています
みなさんも各学校園で
状況は様々だと思います。
大変な状況もあるかもしれないですが、
そんな時は
チームのメンバーは学校園だけではない
ということも覚えておいてくださいね
みなさんだけの素敵な
チーム○○○
作り上げてくださいね
ひかり