7月23日
今朝はの天気は雨。
またカッパを着せて散歩に行く。
午前は仕事で午後から病院の予定。
朝から色々と準備をしておかないとだ。
午前中に仕事を終わらせて帰宅。
妻が居る病院に行く前に腹ごしらえ。
予定時刻に病院に到着した。
看護師さんと簡単な挨拶。
私「お世話になってます」
私「妻の容態はどうですか?」
先週、毎日の記録を簡単で良いから書いて欲しいとお願いして、持参した用紙に記入をしてもらったのを見ながら説明を聞いた
看「日中は音楽を聞いたり、写真を見せて過ごされています」
私「写真を見せて反応はどうですか?」
看「声を掛けながら写真を見せると、目で追って見ています」
私「そうですか、キチンと写真を見せていただいているのですね」
看「ハイ、看護師で共有して音楽を掛けたり写真を見せる様にしています」
私「ありがとうございます」
私「ちなみにうちの愛犬の名前分かりますか?」
看「・・・・・すみません」
私「あなたもですか…」
私「妻の大好きな愛犬の名前は、茶色のワンコがりゅうのすけで黒がメスのハナと言います」
看「写真をお見せするときに、わんちゃんの名前を言いながら声を掛けます」
私「お願いします」
私「先週と違い多くはないのですが、私の質問に答えて頂きたいのですが宜しいですか?」
看「私で答えられる事ならお答えいたします」
私「先週の話で、コロナが発生したと聞きましたが、その後どうなったか?病院関係者が持ち込んだのでわ?正直に話して下さい」
看「発症したのは病院関係者です」
看「コロナを発症した本人はすぐに隔離されています」
看「部署が違う為、聞いた話でしかありませんが、病院内でのコロナの拡大は無いそうです」
私「分かりました、とりあえずそのお話を信用するしかないですね」
(以前、不信感しかないと本人にも話したので、この様な言葉が出ました)
看「先週のリモート面会の話ですが、病院長が休暇中なので、もう少しお待ち下さい」
「必ず病院長や看護師長とリモート面会の話はします」
私「分かりました」
「コロナがまた拡がっているので、直接の面会が出来ないにしても、せめてリモート面会出来る様にお願いします」
私「次ですが、お風呂が週に1度と言うのは何か理由があるのですか?」
「あなたも自分が同じ立場なら嫌だと思うのですが?」
看「ハイ…そうですね…」
「こちらの都合になってしまうのですが、看護師の人数が少ないのと、お風呂は午前中と決まって居まして、この人数をお風呂に入れるとなるとなかなか厳しい所があります」
(入院案内には妻の居る病棟は300床と記載がありました)
私「せめて洗髪だけでも何とかなりませんか?あなたも1週間に1度は嫌でしょ!頭皮の脂もあるし」
看「それも含めて話をします」
看「リハビリの方ですが、このような事を今やっています」
書面を見ながら説明を聞く
看「手足・体幹を動かす練習と起居動作業練習・ポジショニング・刺激入れ・口腔ケアをしています」
簡単には言うと、ベットの上で座った状態で床に足を着け体が倒れないもうにするとか、足を伸ばしたり縮めたりしているらしい。
あと体に刺激を入れたりしているようです。
私「そのようなトレーニングをしているんですね」
私「先週のLINEでのリモート面会なのですが、やはり他人に妻のスマホ預けるのはちょっと抵抗があります」
看「そうですよね…」
看「奥様は浜崎あゆみさんが好きなんですよね?預かったCDを聞いて貰っているのですが、桑田佳祐さんより浜崎あゆみさんの方が反応が違います」
私「妻は昔から浜崎あゆみさんが好きで良く聞いてました」
私「来週、違うCDを待って来ますね」
看「それと写真を見せる為にも奥様に声を掛けると、看護師の方を向いてくださるようになりました」
「あまり大きくはないのですが、声に反応してこちら向いてくれます」
私「えっ!そうなんですか!凄いじゃないですか!」
少しは回復した様に感じました。
この時は物凄く嬉しかった。
こんな感じで説明を聞き、時間を見ると先週の半分。
先週の下手な芝居 (患者の急変したから戻って欲しいと下手な芝居) の突っ込みをしようかと思ったが、今までと違う対応に余計な事を言うのをやめました。
私「また来週の土曜日に来ます」
「土曜日の朝に連絡します」
妻の着替えを持って帰宅した。
妻が倒れて3ヶ月…
ここにきて、少しだけ回復を見せてくれたのは正直に嬉しい。
妻にはこの調子で頑張って貰いたい。
リモート面会の件で、妻のスマホをLINEでやり取りすると言うのを拒んだが、どうするか悩むところだ。
1度回線を停めているので、それを再開させるには、私が店舗に行って手続きをしなければならない。
少し考えよう。