こんにちは。
グリーフケアワーカーの藤間みさきです。
2月は、1年中で最も寒い日が続くと言われます。
体調にお変わりございませんか?最近の異常気象からは、暦に関係なく急な温度差があります。
体調管理が大変ですね。暖かい日でも油断しないでお過ごし下さい。
死者へ捧げるための花
大事な相手を亡くした後は、大きな喪失感がございます。
あなた様にとって大事な相手はどなたが思い浮かびますか?
- これまで一緒に暮らした家族や動物さん(ペット)?
- 離れて暮らす両親や兄弟姉妹?
- 時々しか会えないけど、長年付き合う親しい友人?
- 大好きな恋人?
遺された側は、喪失を抱えながら生きていくことになります。キツイ試練です…
これまでの当然であった日常が、一転するのです。どれだけ探しても、どれだけ待っていても死んでしまった相手は現われません。
特に、夜は嫌なものです。寒いし、暗い・・・
死んでしまった相手の夢を見たいのに、夢にも出ない。現われません。
そうした時に、何もかも嫌になりませんか?
どうして、こんな思いをしなければならないのか?
でも、その思いを否定しないで下さいね。それほど、辛いのは愛情があるからです。
亡くした相手に、何かできることがあれば実行しましょう。身近にあることから、見つけるとよさそうです。あまり手間がかかるのも大変ですから。
亡くした相手のために花を生けましょう
花はお好きですか?
花はそこにあるだけで、人の心を温かくします。ふと目に止まった一輪の花が、気持ちを和らげます。
亡くした相手の為に花を生けてみませんか?
手元にある道具を使って、気軽に花を生けるのです。生けた花を床の間や仏壇、リビング等に飾ることでお供えになります。それほど難しいことでもなさそうです(〃艸〃)ムフッ。
意外に楽しいかもしれません。
花材は、お近くに花屋さんがあれば購入できます。
あるいは、スーパーに置いてあることもあります。
茎が長いので、実際に生ける時は、花ハサミで切ることになります。
そして、花を生けるための器が必要です。お手元の花瓶を用意されるか、食器等を代用するもOKですよ~
お花を生けるために必要なもの
- 花材(花屋さん、スーパーで購入、配達等)
- 花ハサミ(花を切るハサミ)
- 花を入れる器(花瓶や食器で代用)
ご自分で生けてみることがよいのです。亡くした相手を思って生けてみて下さい。
展示会に出品するのではないのですから、技量は関係ないです(* ´艸`)クスクス
大事なことは相手を思う気持ちではないでしょうか。
亡くした相手を思いながら、一心不乱に花を生ける心こそ誠なれ。きっと喜びます。気持ちが通じてますよ。
生けた花を供える行い
仕上がった花を飾る場所は、好きな場所でよいでしょう。
一緒に暮らしていた相手なら、故人が好んだ場所でもOK。
写真の前でもOK。特に限定はありません。
お部屋の中で飾りやすい場所はどこですか?
ご自身でよかれと思う場所に花を供えてあげましょう。
亡くなった相手を思いながらの行いをしているのです。つまり、亡くした哀しみを抱えながらの悲嘆作業となります。
グリーフケアワーク、モーニングワーク等と呼びます。この営みを続けながら、死者と歩み続けることができます。
いつの日か哀しみが微笑みに変わりますように。
亡くした相手の記憶と共に生きることができるようになります。
貴方様を応援してます。一緒に生きましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。