お気に入りの星にまたがって | hana-no-waltzのブログ

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いい加減にと思うのだけど、まだ昨年の話を書いてみる

去年の6月のクラブセブンゼロⅡ、二幕のラストに50音メドレーという心臓破りの演目がある

もうね、何曲歌って踊ったか、50音と言いながら50曲以上やっていたと思う

いわゆるパロディなんだけど、途中にちょっとした小芝居があったり、アドリブがあったり、そりゃあもうキャストは汗だくで大変そうだった

見てるこちらはただ笑って手拍子してひたすら楽しんだけど

 

ちょこっと意外だったのはK-POPはそれほど盛り上がらない事だった

私はあまり韓国には興味ないのだけど、それなりに好きな人はいると思っていた

比較的K-POPの曲ではみんなハードな踊りを頑張っていた

 

自分の身近な人でK-POP好きな人に私は会ったことがない

だから何と言われれば特に何も言うことはないんだけど

 

大山真志は体は大きめだけど踊りのキレが凄かった

そして汗が指先から落ちていて、ぽたぽたではなく、蛇口からほそーく水がずっと出ている感じだった

人間こんなに汗が出たら死んでしまうのでは?!とちょっと心配になるくらい

でも彼は汗を散らしながら笑顔で踊っていた

 

面白アクシデントもあってアムロちゃんのChase the Chanceで

北翔海莉、沙央くらま、東山義久(女装している)だったんだけど、

扉から北翔海莉が最後に出てきてロングヘアのカツラが扉にひっかかった

引っ張ったんだけど、引っ掛かった部分は外れなくて、もう歌が始まるーってなった時、

北翔海莉はカツラをおもむろに脱ぎ捨てて歌い始めた

何かありました?くらいに北翔海莉は澄まして歌っていた

髪の毛はアップにまとめてあって、そのままでもそんなに問題なく

扉の下にカツラが転がってるのがシュールで面白かった

観客のみんながカツラに気づいて少し笑いが起こって、東山義久がなんでみんなザワついてるの?みたいな顔をしていた

観客の視線が北翔海莉にあるのを察知して北翔海莉を見て、んん??って顔をしながら二度、三度見していた

扉のカツラに気づいてそちらにチラチラ目をやりながら歌って踊り続ける

沙央くらまも笑っている

そして曲のエンディングで東山義久がバーンと自分のヅラを取って下に投げた

最後の最後に面白いところはかっさらっていく東山義久だった

こういう職業って自分を見てくれ~の意識が強い人でないとやっていけないよね

そんな東山義久が好きだなと思った

 

そうそう、北翔海莉は一幕の後半の踊りでタップを踏んでいた

初めてみる北翔海莉のタップダンス

宝塚はこういうのも授業でやるのよね

玉野和紀との掛け合いもあり、とっても素敵だった

こういうのを見ると宝塚ってすごいのねぇと思う

 

タップダンスと言えば昨年の8月に明治座で玉野和紀が作・演出の「Summer Night's Dream」という舞台を観に行った

ここでも北翔海莉はタップを披露していた

たしか雑誌のインタビューで同じく出演する妃海風がタップを特訓して披露するとあったのだけど、タップを踏んだのは北翔海莉だけだった

人前で披露できるくらいの技術を持ち合わせてる宝塚の人って実はそんなにいないのかしら?と思った瞬間

 

クラブセブンゼロⅡの話題をこれでもかと書き始めたのはなんでかなと思ったら、多分カレンダーがそうだからかもしれない

50音メドレーのお蝶夫人

カツラの前髪がもう少し長いほうがいいと思うのだけど

去年の6月は楽しかったな

 

 

 

 

ビッグ・バッド・ブードゥー・ダディ 「5-10-15 Times I Love You」