儚い愛を | hana-no-waltzのブログ

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去年の6月のクラブセブンゼロⅡの事をまだ書いている

この作品は全員が主役みたいな部分はあるけれど、女性陣においては北翔海莉の扱いがとっても良かった

オープニングのクラブセブンのテーマ曲は北翔海莉の歌から始まる

西部劇を模したスケッチの「明日に向かって撃て!」も

更に二幕のミニミュージカル「F」もそうだった

本当に歌が上手くて聞き惚れる

おおらかで朗らかで包み込むように歌を歌う

芝居になると急に幼くなるのが気になるのだけど、そんなものを吹き飛ばす勢いが北翔海莉の歌にはあると思う

 

ミニミュージカルの「F」は禁酒時代のマフィアとFBIの抗争を描いたもので、北翔海莉の役は潜入捜査をする役だった

名前は忘れてしまったな

バーで情報を掴んで長官に電話するところがあるんだけど、そこだけ急に子供っぽくてビックリしたのを覚えている

芝居においてインパクト重視のタイプなんだけど、役の性格の整合性をもう少し取った方がいいのになと、どの作品を見ても感じる

ただ、芝居の仕方にものすごいインパクトがあるので観た人の印象に必ず残ると思う

 

このミニミュージカル、時間は30分くらいなんだけど、本当によくできていて、お話も歌もエンディングもどれも素敵だった

そして吉野圭吾がカッコよくてこの舞台の上演期間中はずっと吉野圭吾の事を調べてしまうくらいだった

オフの写真を見ると結構オッサンなんだけど、メイクをしてスーツを着こなす吉野圭吾は本当に素敵だった

西村直人より年下というのがちょっとビックリだった

 

そしてこのミニミュージカル、衣装が素晴らしい

北翔海莉は肩幅があるのに、ぜんっぜん肩幅がなくなってるフレンチスリーブの黒っぽいドレスだった

肩幅どこ行ったの?って思うくらい

不思議

途中からゴールドのボレロを羽織っていたんだけど、これも黒のドレスにぴったりで、もちろん肩幅はなかった

メイクも髪型も素敵だったんだけど、メイクって自分でするのよね?

本当に美しい北翔海莉を見ることが出来て嬉しかった

 

ミニミュージカル「F」の好きなシーン

沙央くらまと弟役の大山真志は買い出しに行って北翔海莉と吉野圭吾が二人きりになるシーン

吉野圭吾(ジャック)が下手のバーカウンターの中で酒を探す

北翔海莉は上手の方から「ねぇジャック」

吉野圭吾が酒を探す手を止めて「なんだぁ」

この「なんだぁ」が最高にカッコよくて腰が砕けそうだった

 

あとこの二人はラブシーンがあるのだけど、宝塚風にキスしてる風に見せる演出なんだけど、

吉野圭吾のキスのバリエーションがなかなか良かった

北翔海莉の口角近くへのキスしてる風

軽めのキスしてる風

今日結構長めだなーのキス

感情乗せまくりのキス

etc

とりあえず、ここのシーン、いつもオペラでガン見してた

ちょっとヤバい人かしらね、あたし

ここのシーン、東山義久(イーサン)が二人を見ないように向こうを向いているんだけど、これも又カッコいい

このミュージカル、玉野和紀作・演出というのがスゴイ

 

~雨よお願い 全て綺麗に 洗い流して どうか~♪

 

このミニミュージカルこの歌詞で始まって、この歌詞で終わる

作詞も玉野和紀

マジ天才って思ったわ

この曲を歌う北翔海莉はとても素敵だった

 

先日bareのフォトブックが届いた
2月に観に行った舞台
この時既にコロナの影があった
マスクはどこも売り切れだったし
キャストからのお見送りイベントでは握手やハイタッチは禁止
本当に純粋なるお見送りだった
間近で見た小谷嘉一はとても素敵だったな

お見送りのキャストに北翔海莉はいなかったけど、bareの時に北翔海莉は妊娠初期だったということよね
bareのあの椅子のくるくる回るとこ、今となってはちょっと怖いー
どうか無事に産まれますように
フォトブック、思ったより北翔海莉の写真があった

リピーター特典でのポスカードも1枚は北翔海莉のポストカードだった

やっぱり宝塚の元トップスターという肩書は大きいんだなと思った




 

バート・バカラック「アルフィー」