こんなに難しいなんて…!
ホワイトキルトを始めた頃、私は本気でそう思っていました。
真っ白な布に真っ白な糸で縫い進めるホワイトキルト。
完成作品を見ると優雅で上品なのですが、実際にやってみると運針は思うようにいかないし、キルトフープもシンブルも使いこなせない。
気づけば一年近く放置していたこともありました。
それでも不思議なことに、また針を持ちたくなるんです。
今回は、私が実際に作って感じたホワイトキルトの魅力と、立体感が美しいトラプント、そして憧れのブティについてまとめてみました。
完成した作品を眺めたときの感動は、今でも忘れられません。

ホワイトキルトってどんなキルト?
ホワイトキルトとは、白い布と白い糸だけで作るキルトのことです。
カラフルなパッチワークとは違い、色で魅せるのではなく、ステッチや陰影で美しさを表現します。
光の当たり方によって模様が浮かび上がり、まるでレースや彫刻作品のように見えるのが特徴です。
私が最初にホワイトキルトに惹かれたのも、この上品な雰囲気でした。
刺しゅうやクロスステッチを楽しんできましたが、ホワイトキルトにはまた違った魅力があります。
最初は「ただひたすらなみ縫いをするだけ?」と思っていたのですが、実際に針を動かしてみると不思議と集中できる。
無心になってチクチクと縫い進める時間は、まるで瞑想のよう。
完成が近づくにつれて模様が少しずつ浮かび上がってくる瞬間は何度経験しても嬉しくなります。
口コミでも
- インテリアとして映える
- 上品な雰囲気が好き
という声が多く見られます。
確かに白一色だからこそ飽きが来ません。
派手さはありませんが、長く楽しめる手芸だと感じています。
トラプントとは? 立体的なホワイトキルトの技法
ホワイトキルトを調べていると、必ずと言っていいほど出てくるのが「トラプント」と「ブティ」という言葉です。
どちらも立体感を生み出す技法ですが、実際に作ってみると違いがよく分かります。
トラプントはキルト芯を使い、さらに模様の一部へ綿やコードを詰めて立体感を強調する技法です。
完成すると花びらや葉っぱがぷっくりと浮き上がり、本当にレリーフのような美しさになります。
私が作ったキットも、裏側から毛糸を詰めるタイプでした。
最初は「こんな細い場所に本当に入るの?」と戸惑いましたが、少しずつ形になっていく過程がとても楽しかったです。
アシェットのホワイトキルト
布を合わせて「しつけ」をしたところ。
アシェットのホワイトキルト
毛糸を詰めたところ
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ブティとトラプントどう違うの?
一方のブティは南フランスの伝統技法。
キルト芯を使わず、2枚の布の間にコードや糸を通して立体感を作ります。
完成作品を見ると、まるで白い彫刻のよう。
フェリシモのブティ作品を初めて見たときは、その美しさに思わず見入ってしまいました。
[フェリシモ]
美しい花のレリーフをつなぐ真っ白なキルトの会
[フェリシモ]
彫刻のような美しい立体感に魅せられて
南フランスの伝統技法 上品なブティのお教室の会
ただし、どちらも決して簡単な技法ではありません。
細かい運針や丁寧な作業が必要になります。
それでも完成したときの達成感は格別。
だからこそ長年愛され続けているのだと思います。
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私のホワイトキルト制作体験談
「鷲沢玲子のはじめてのホワイトキルト」のキットで、私もホワイトキルトに挑戦しました。
最初は、
- キルトフープの使い方がわからない
- 運針(針を細かく動かす縫い方)が上手くいかない
- シンブル(指ぬき)がうまく使えない
といった壁にぶつかり、なんと1年間も放置してしまったんです…!
でも、ある日「フープは使わない!シンブルもテキスト通りには使わない!」と開き直ってみたところ、すんなり縫い進められるようになりました(笑)。
挫折しそうになった時のポイント
- フープは必須じゃない!
- キルトフープは布をピンと張るためのものですが、慣れないうちは使わなくても大丈夫。手で布をしっかり持って縫い進めてみましょう。
- 運針は練習あるのみ
- 最初は針目が揃わなくても、気にせずチクチク縫い続けることが大切です。少しずつ慣れてきますよ。
- シンブルも自分に合った使い方を
- テキスト通りでなくても、自分が縫いやすいように工夫するのが一番です。
図案を消すために洗ったら、少し大きさが変わってしまいましたが、誤差の範囲内だったので問題なし!
1回目よりは針目が揃ってきた…と自画自賛しています(笑)。
「細かく、細かく」を忘れると、ついつい目が大きくなりがちですが、続けていればきっと上達しますよね。
[パイピングとキルトのコースターを作る]
鷲沢玲子さんのアシェット・ホワイトキルト2号では、パイピングとコースターのキルトを作りました。
創刊号で苦戦した運針も、少しずつ慣れてきた気がします!
ホワイトキルトで楽しめる作品
ホワイトキルトは、ベッドカバーやタペストリーのような大きなものから、コースターやポーチなどの小物まで、色々な作品が作れます。
立体感があるので、シンプルな形でも存在感のある作品になりますよ。
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一年放置しても戻りたくなったホワイトキルト
ホワイトキルトは華やかな手芸ではありません。
白い布に白い糸でひたすら縫い続ける、とても地道な世界です。
それなのに、なぜか心を惹きつけられます。
私自身、一度は挫折して一年近く放置しました。
それでも再開したのは、完成した作品の美しさを知っていたからです。
トラプントで生まれる立体感、ブティの繊細な陰影、そしてホワイトキルトならではの上品な存在感。
どれも写真では伝わりきらない魅力があります。
「難しそうだから無理かも」
そう思っている人ほど、一度チャレンジしてみてほしい手芸です。
私もまだまだ修行中ですが、次はもっと細かい図案に挑戦したいと思っています。
完成した作品を見た瞬間の感動は、本当にクセになりますよ。
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