2月20日の江戸小話☆話半分☆ | ☆かおりキャンドル®☆CANDLE ARTIST☆手作りキャンドルのお花のお部屋☆ フラワーキャンドルアーティスト☆きょうちゃんのブログ☆

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蝋で花の芯から作り、花びら一枚一枚全て手作業でお花のキャンドルに仕上げていく工房での出来事を綴ったブログです(*^。^*)  

京都へ商売に行く江戸の男に、物知りの男が注意をしました。
「京へ商いに行くそうだが、くれぐれも油断するなよ。京の商人はみんな曲者で、とんでもない値段をふっかけてくるからな。だから京では、何でも値切ったほうが良いぞ。例えば二両の値段なら、本当は一両の品だと思え」
「おお、では、その通りにしよう」
 男は喜んで、京都へ出かけて行きました。
 さて京都に着くと、やっぱり教えられた通り、何でもかんでも、とんでもなく高い値段です。
「なるほど、言われた通り、ここは恐ろしいところだ。でもこれはみな、半分ずつに聞いておけばよいのだな」
 それからしばらく立つと、男にも京都の友だちが出来ました。
「お前さんの名前は、何と申す」
 江戸の男が聞くと、京の男は、
「六兵衛(ろくべえ)と、言いまする」
 それを聞いた男は、こう思いました。
(さてさて、京の人は、かけ値をするから、これはさしづめ三兵衛だろう)
「して、お家は、どのぐらいの広さでございます?」
「五間(→一間は、1.8メートル)の間口(まぐち→家の正面の長さ)の家でございます」
(よしよし、ならば本当は、二間半の間口の家だな)
「して、何人で暮らしておいでですかな?」
「ただいまは、わたし一人でございます」
(よしよし、これも半分か。・・・おや?)
 江戸の男は、京の男をじろじろながめまわしました。
(はて、どう見ても半分には見えぬが)
 江戸の男は、思わず首を傾げて尋ねました。
「して、もう半分は、どなたでございます?」


♪ちゃんちゃん


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