むかし、ある村のお寺の和尚さんが、北海道から帰ってくる時の事。
連絡船(れんらくせん)の船室で眠っていた和尚さんは、不思議な夢を見ました。
夢には一羽のニワトリが現れて、こう言うのです。
「わたしは、この船に乗っているニワトリです。夜明け前には、飼い主に殺されて食べられてしまいます。どうかわたしを、助けてください。わたしの命を、六十銭で買い取ってください。和尚さま、どうかお願いいたします」
言い終わると、ニワトリはペコリと頭を下げて消えました。
目を覚ました和尚さんは、
「不思議な夢じゃ。しかしまあ、ただの夢だ」
と、思いましたが、とりあえずお供の小僧(こぞう)さんに一円札を持たせて言いました。
「ニワトリをつれている人がいたら、その人からニワトリを買い取りなさい」
すると小僧さんは、しばらくしてカゴに入ったニワトリと、つり銭の四十銭を持って和尚さんのところへ戻ってきました。
「金額まで同じとは、あの夢は正夢だったのか」
和尚さんはそのニワトリを港の知り合いの人にあずけて、村のお寺へ帰っていきました。
そのニワトリは、それから八ヶ月ほどして死んでしまいました。
知らせを受けた和尚さんは、ニワトリをあずけた知り合いの家まで出かけていって、ニワトリの供養(くよう)をしてやりました。
それからしばらくたったある日、和尚さんの夢の中に、またあのニワトリが現れました。
「和尚さま。おかげさまでわたしは、命をのばす事が出来ました。寿命がつきるまで生きられたのですから、まことにしあわせです。お礼として和尚さまのお命を、七十五才になる年の七月二十五日までお守りいたします。それまではどんな病気になっても、決して死ぬような事はございませんのでご安心を」
やがて月日が過ぎ、和尚さんは七十五歳の七月二十五日の日をむかえました。
「今日までは、あのニワトリがわしを見守ってくれていたわけか。そう言えば、今までたいした病気にもならずにやってこられた。ニワトリに、礼をいわんといかんな」
和尚さんは間もなく病気になり、一月後の八月二十五日に大往生(だいおうじょう)をとげたという事です。
~青森県の民話~
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
手作りのお花のキャンドルは販売もしています。。
思い出のある生花のブーケなどの写真があったら永遠に飾っておけるようにお花のキャンドルとしてお作りいたします。。
お好きな香りを入れて作りまーす。。
殆どのお花を作ることができるので気軽に相談してね。。
カタログではないけど「かおりキャンドル・商品紹介」HP
で参考までにみてもらえたら嬉しいです。。
お好みの香り&色でいつでも作るのでおっしゃってくださいね。
個数や納品の期限。。相談に応じるので気軽にアクセスしてね。。
キャンドルで作りたいお花を作ってみませんか?
1日かけて作ることも可能です。。
(数日に分けて作ることもできます)
急に作りたくなった方や時間厳守が嫌で好きな時に習いたい方。。
(小学4年生以上であれば保護者と一緒にキャンドル作りが出来ます。)
青梅の工房
では平日も土日もいつでも対応(休日は不定期)してますので気軽に連絡してね。。
希望者は電話090-8431-5558
or
メール まで連絡してね。。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
『自宅で簡単に作れるバラのキャンドルキット』 販売中です。。
小さなお子さんや初心者の方でも簡単に作ることが出来ます。
楽しみながらチャレンジしてね。。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;: