おはようございます。
最近ハナを連れていて、とある盲点に気付いた事をご紹介したいと思います。
先日、4歳のパグを連れた飼い主さんとハナが毎日排泄だけで訪れる公園にてお会いしました。
遠目で私が見て、そのパグくんは平静で気になる所は何も感じませんでした。
ところが、ある程度接近した際に、ハナが彼に対して叱るというか注意する様な素振りを示しました。
それを受けた彼は一瞬怯みましたが、そこで怒る事も怯える事もなく、ただ平常範囲の好奇心を向け続けてくれていました。私に身を預けて甘える仕草もありましたし。
どう見ても彼の接近態度や精神状態には問題無く、むしろ度量があると言えるくらい
それ以降もハナは2~3回ガウッがありましたが、私の声掛けも併せて、納得したのか相手の事が分かったのかようやく落ち着きました。これはハナ側の解釈に何か要因がある…と判断しました。
では、なぜハナはこの平静なパグくん相手に強く訴える様な反応を示し、且つ、それが収まるまで時間を要したのか?今回はこれを考えてみました。
手持ち画像がないのでヤフーイメージより
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これはあくまで可能性の話ですが、そのパグの飼い主さんにお話を伺った中で「他の犬に吠えられる事がある」というのもあったので、以下は当たらずとも遠からずではないか?と思っております。
人間目線で見ると、パグは垂れ目の懇願するような表情で、なんとも言えない可愛さがあります。
お鼻をブーブーと鳴らして、フレンチブルとはまた異なった愛らしさを感じました。
手持ち画像がないのでヤフーイメージより
一方、犬という同族目線で見るとどうなのか?
おそらく、同族目線ですと一風変わって見えているのではないか?とハナを観察して思いました。
① 尻尾が短く、ほぼ動かない。(上記のパグくん含む)
⇒尻尾が動かない…「尾」という感情を表すシグナルが固定化しているので、下手をするとずっと緊張したままと思われてしまう事もあるのではないか?
② 被毛が非常に短い為、例えば逆立つなどの変化が見えにくい。
③ 目が顔の表面から比較的奥に引っ込んでいるので、目つきや視線が同族からジッと見つめている様に感じられる?またば、眼球が外に出気味で眼球周りの毛が黒い為、アイシャドーの様に目の部分が異様に大きく見える?⇒圧がある。
④ 息遣いが短めなので、落ち着きない、忙しない様に感じられてしまう?
⑤ 鼻がペシャっとしているので、相手の匂い情報の取集に時間がかかる。相手の近くに留まる時間が相対的に長くなりがちなので、ブーブーしつつの匂い確認を相手が居心地悪く感じてしまう?
⑥ パグ自体の頭数がそんなに多くはないので、①~⑤に慣れる経験がなかなか出来ない。
ヤフーイメージより拝借
ここで、サンシャイン池崎さんを例にすると、パグ愛好家の方から袋叩きに遭いそうですが…
上記の画像の池崎さんの表情に更にパンダメイクを施した人がいたら、相当インパクトが強いですね。
もし、この表情でジッ~と静かに見つめられたら相手はギョッとするでしょうし、「失敬だ!」と言われるかもしれませんし、ケンカを売られているとすら思われるかもしれません。
「ジャスティス!イェ~イ!」は一切無いとして…
ずっとこの表情でおられて、しばらく同じ部屋で一緒にいればまあ慣れてきます…なぜなら、それが彼の常態的なもので、こちらに危害を加える種類のものではないと気付くからです。
犬の世界ではもっと顕著かもしれません…「ああ、こいつはそもそもこういう表情が日常で、気も乱れていないし、危険はない」と判断されれば、人よりももっと容認され易いと思います
パグには何の非もないのですが、他の犬種には無い一風変わった特徴が相手からすると「なんだ!コイツは!?」と訝しく思われてしまう事がどうしてもある様に個人的にはしています。
実際に自分もパグを飼っていて、何度も他の犬と交流をして検証ができれば、今回の事はもっと確信できると思いますけれども、飼っていないので推測の域を出ませんねぇ…
皆さんの愛犬は、対パグちゃん相手の反応はいかがですか?
ではこのへんで
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