こんばんは😊
背骨を骨折し、自宅のベットで寝ています。
健康しか取り柄がなかったアラフィフです。
玄関の前にトドのように転がる私。
助けを求めてもこの姿を誰かに見られるのは
恥ずかしい。
まだまだ、恥じらいは残っていたので、
激痛に堪えて、四つん這いの体勢になり、
玄関ドアの前まで進みました。
背中の激痛は、
ちょっと動くだけでさらに増します。
ドアを開けるのが精一杯で、ドアに挟まりながら
家の中の旦那に助けを呼びました。
パンツ一丁の旦那が出て来ました。
私を見て「おれ、どうしたらいいの?」
と聞かれたので、
「とりあえず、ズボン履いてきて」と頼みました。
旦那は私を立たせようとしますが、
やっぱり痛くて立てず、
結局、自力で四つん這いでリビングに入りました。
ソファに座ることもできず、
フローリングにうつ伏せになりました。
ちゃんと掃除しておけば良かったと思いながら…
旦那「どうする?」
私「病院に連れて行ってくだい」
旦那「病院連れて行けっていうくらいだから、
すんごい痛いんでしょ?
自分で歩けないんだから、救急車呼ぼうよ」
私「それは阻止したい」
旦那「動けないんだから無理じゃん。救急車で行こうよ。おれも乗りたいし」
私「旦那も乗ったら、帰りどうするの?旦那は後ろから車でついてきてよ」
旦那「(遊びに出かけてる)娘②に帰ってきてもらって、
車で迎えにきてもらえば。母の一大事って言えば、帰ってくるよ」
私「…」
昭和の女は、人に迷惑をかけるなと教えられているので、葛藤します。
動けないから救急車の方が早いのは分かるけど、
でも、救急隊員の皆さんに迷惑かけれないし。
車まで歩いて乗れるのか?
私「少し時間たったら、動けるかもしれないから、
待って」
旦那「先に用事すませてくるね」
と私の近くにスマホ、財布など必要なものを置いて
出かけていきました。
その間に私は救急病院に電話をかけました。
今日の救急病院はすごく混んでる。
受付して終わるまでに3時間以上かかる。
受付してもその間に救急車が来たり、
先に処置が必要な方がくれば、そちらを優先します。
そらでも良ければ来てくださいとのことでした。
それでもいいので、診てくださいとお願いしました。
病院へ行く前にトイレへ。
一つ一つの行動が激痛が走ります。
トイレ前まで四つん這いで行くことはできましたが、
立ち上がってパンツをおろすことができず、
便器に座ってからパンツを下ろしました。
パンツを上げ、便器から立ちあがろうとしましたが、
激痛で立ち上がれなくなりました。
ちょっと治まったところで、
便器から滑り落ちるように降り、
四つん這いになりました。
それから2時間、
私は激痛のため身動きできませんでした。